フォルクスワーゲンの3列シート/7人乗り、「ゴルフ トゥーラン」にもTDIモデルが追加され、試乗してきた。トゥーランは、これまで1.4 TSIエンジンを搭載したモデルのみだったが、今回新たにディーゼルエンジン・モデルが追加され、選択肢を広げた。
搭載されるディーゼルエンジンは、ティグアン 2.0 TDI 4MOTIONと全く同じスペックで、150ps/340Nmのユニットだ。
【ホンダNSX マイチェン試乗記】ドラスティックに変化し感性に寄り添う19年モデル vol.1/3
ただし、トゥーラン TDIはFF駆動でトランスミッションも従来からの6速DSGを組み合わせている。そのため、車両重量はティグアン 2.0 TDI 4MOTIONと比べて100kg軽い1630kg。走り出すと、やはりこの車両重量100kgの差は大きく、加速はディーゼルであることを忘れさせるほど気持ち良い。加速レスポンスの良さ、滑らかさのイメージとしてはガソリンエンジンの3.0Lクラスに匹敵するという感じだ。
1名乗車の状態では、ハンドリングも軽快でスポーティさを感じるほどだ。トゥーランは3列シートだから多人数乗車の機会もあるだろう、このTDIのエンジン・トルクならどんなシーンでもストレスのない走りができるはずだ。
1.4 TSIは250Nmの最大トルクだが、2.0 TDIのトルクは340Nmとはるかに強力で、その分だけ余裕のある走りができ、燃料コストも安いので、やはりこのディーゼル・モデルが本命だろう。
ゴルフ トゥーランの3列目シートを通常は、折り畳んでラゲッジスペースとして活用する使い方が多いと思う。また、オートキャンプなどでは2列目シートもフォールダウンさせる、あるいは3列目シートへ乗り込むなどの場面で、2列目シート、3列目シートをアレンジする機会も多い。このトゥーランはそうした時のシートの操作性、操作感の秀逸も改めて実感した。
どのシート操作でもクリック感があり、動きも軽快で気持ち良い。シートアレンジが多彩なクルマは、往々にしてシートを操作するときに動きが渋い、動きが重い、ガタがあるなど操作感はイマイチな例が多いが、このトゥーランの場合は別次元と言えるほど正確で、精密機械を扱うように操作できるのは、目に見えないアピールポイントだ。<レポート:松本晴比古/Haruhiko Matsumoto>
ゴルフ トゥーラン TDI 諸元表
【諸元&価格】
フォルクスワーゲン ゴルフトゥーラン 関連情報
フォルクスワーゲン 関連情報
フォルクスワーゲン公式サイト
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
10トン超えのバッテリーを搭載して航続距離500km……ってホントにエコ? 大型トラックはBEVよりもFCVのほうが最適解
「これが売れなかったら四輪撤退…」→超ロングセラーに! 世界の「シビック」を生んだ“妙な納得感のある理論”とは
日産復活のカギはやっぱり[新型マーチ]!? ヤリスやフィットを超えるコンパクトカー誕生なるか!? 2025年度に発売確定!
高速道路を「トラック横並び完全封鎖」で渋滞…むかつく風景が日常茶飯事な「意外な理由」とは? 逆に嫌がらせしたら「免許返納」レベル! 思わぬ「うっかり交通違反」にも注意
インテグラなのにおっさんセダン! マークXなのにFF!! 名前は「名車」中身は「迷車」なクルマ4選
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?