現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > スタッドレスと、林鉄跡と、おにぎりと【最強ティグアンへの道】|マッドドッグ三好のクルマ三昧|

ここから本文です

スタッドレスと、林鉄跡と、おにぎりと【最強ティグアンへの道】|マッドドッグ三好のクルマ三昧|

掲載
スタッドレスと、林鉄跡と、おにぎりと【最強ティグアンへの道】|マッドドッグ三好のクルマ三昧|

ラリーストで動物カメラマンのマッドドッグ三好氏が趣味とクルマ遊びを最大化するため、相棒に選んだフォルクスワーゲン ティグアン。さっそく自分色に染めるべく(?)カスタマイズに着手。今回は新品スタッドレス効果を試すハズの旅で起こった失敗談です。

やっちまった! 2022年最大のポカだ。

大阪でパトカーが違反をもみ消して処分…じつはその違反、不成立の道だった!?

新調したスタッドレスタイヤ、ヨコハマ・アイスガード7(iG70)を装着したので、無性に雪道を走りたくなり、雪のある山梨と長野の県境あたりを目指したときのことだ。そこからアプローチする山では冬毛で真っ白になったオコジョ(イタチの仲間)も見られるはずだ。

その道中、山梨・長野県境の大弛(おおだるみ)峠へ向かう手前で、道から少し外れたところに森林軌道跡(以下、林鉄跡)があるというので、散策することにした。

すばらしい! 線路がしっかりと残っているうえにポイントもあるではないか。“レール好き”にとって、この景観はなかなかのものである。だが、しばらく軌道跡に沿って歩いてみたが、まともに線路が残っているのはそこだけのようだ。

諦めてクルマに戻る。動きまわったので汗冷えして、急に寒さを感じた。もう少し標高が上がれば雪があるというからなおさらである。
ここでオイラはここ数年で一番愚かなことをしでかしたのである(泣)まさかの「おにぎりコロコロ」を体験したのだ。

買っておいたおにぎりで空腹を満たそうと思っていたのだが、冷たいまま食べるのはイヤだなぁと思い、思案していたときティグアンのエンジンカバーがフラットだったのを思い出した。そこにおにぎりを置けばエンジンの余熱ですぐに温まるはず!と、おにぎり2つを林鉄跡を散策する前に置いておいた。戻ったときにはホカホカになってるはず……と。

林鉄跡を撮影してクルマに戻り、さっそくおにぎりをチェック! 予想は外れ、ぜんぜん温まっていない、というか冷たい。おにぎりをエンジンカバーの上に戻し、体を温めるため車内に避難。エンジンをかけ10分が経過。

再びエンジンフードを開けると……、なんということでしょう!? おにぎりが1つしかない! 誰か食べました???

エンジン前側の隙間の奥のほうにおにぎりが落ちて引っかかっていた。手が入るほど隙間はないので、細長い棒のようなもので刺して取るしかない。

車内で見つけた割り箸を使い、隙間から慎重におにぎりにぶっさす! はずが、手がラジエターの端に触れて“熱っ!”と身じろいだとき、割り箸から手を離してしまった。

結果、おにぎりどころか割り箸までエンジンの下に落下。見えなくなってしまった(泣) こんな失敗をしてしまい手どころか心も痛いわ!

ティグアンのエンジンルーム下側はでっかいカバーで覆われていて、このままだとおにぎりと割り箸はこの先ずっとティグアンと旅をすることになるのだ。

早く取り除かないとエンジンの熱でおにぎりが腐ったり、排気管の熱でビニルの包みが焦げると臭うよな~。
あ~ヤダヤダ。

その後、傷心のまま雪が残る山に登ったがオコジョは現れず、ついてない時はこんなもんかと、渋滞がない時間帯に足早に帰路につく。

さてアンダーカバーはどうやって外そうか。片側だけのジャッキアップではクルマの下に体が入らないからやりづらい。そうだタイヤの下に角材を入れよう。これならジャッキもいらないしクルマを移動して角材の上に登ればいい。
成功!さすが4WD。ラクチンだった。

アンダーカバーは大量のネジで止められており外すのに手間取った。秘策のハズが飛んだ時間をくってしまった。

そしてついにおにぎりと再会(!?)
ずっとエンジンの下にいたからほんのりと温かいのがなんか気に食わない。食わんけど(笑)割り箸は何と電動ファンの下に潜り込んでいた。ファンが破損しなかったのはラッキーだった。それにしても軽い気持ちで置いたおにぎりがこんな大ごとになるとは!
教訓「おにぎりは逃げます!」

さて、これで2022年の厄はすべて終わり! 2023年はいい年になるといいな~。

〈文と写真=三好秀昌〉

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油7円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

18年ぶりに復活を遂げたトヨタ新型「クラウン・エステート」“待望”の発売! SUVの魅力をプラスした「新発想ワゴン」は635万円から
18年ぶりに復活を遂げたトヨタ新型「クラウン・エステート」“待望”の発売! SUVの魅力をプラスした「新発想ワゴン」は635万円から
VAGUE
ヒョンデ、『インスター』4月導入でEV普及を加速…新拠点開設やパートナーとの連携強化へ
ヒョンデ、『インスター』4月導入でEV普及を加速…新拠点開設やパートナーとの連携強化へ
レスポンス
軽自動車にこそEVがピッタリです。ル・ボラン編集部が選ぶ! 「EVアワード」日産サクラ
軽自動車にこそEVがピッタリです。ル・ボラン編集部が選ぶ! 「EVアワード」日産サクラ
LE VOLANT CARSMEET WEB
18年ぶり復活のトヨタ新型「クラウン“エステート”」! 「ワゴンとSUVの融合」実現した“デザイン”に込められた“想い”とは
18年ぶり復活のトヨタ新型「クラウン“エステート”」! 「ワゴンとSUVの融合」実現した“デザイン”に込められた“想い”とは
くるまのニュース
トヨタ「クラウンエステート」登場! “シリーズ第4”のモデルはなぜ「SUV×ワゴン」融合した? 伝統の「エステート」名称“復活”にかけた開発の想いとは【開発者インタビュー】
トヨタ「クラウンエステート」登場! “シリーズ第4”のモデルはなぜ「SUV×ワゴン」融合した? 伝統の「エステート」名称“復活”にかけた開発の想いとは【開発者インタビュー】
くるまのニュース
56年前の「ランボルギーニ」がオークションに登場 名スーパーカー「カウンタック」以前の“4人乗りランボ”とは
56年前の「ランボルギーニ」がオークションに登場 名スーパーカー「カウンタック」以前の“4人乗りランボ”とは
VAGUE
マルティン、MotoGP第3戦アメリカズGPも欠場へ。第4戦カタールでの復帰も不透明「思うように回復できず、本当に苦労している」
マルティン、MotoGP第3戦アメリカズGPも欠場へ。第4戦カタールでの復帰も不透明「思うように回復できず、本当に苦労している」
motorsport.com 日本版
レクサス [LS]2013年モデルが想像以上に良すぎる件!! マイナーチェンジってウソだろ!?
レクサス [LS]2013年モデルが想像以上に良すぎる件!! マイナーチェンジってウソだろ!?
ベストカーWeb
新車購入で後悔したくないなら徹底チェック! 購入前にディーラーの実車で穴が空くほどガン見して確認すべき項目とは
新車購入で後悔したくないなら徹底チェック! 購入前にディーラーの実車で穴が空くほどガン見して確認すべき項目とは
WEB CARTOP
トヨタ新型「クラウンエステート」発表! “ワゴン×SUV”を「よりメッキきらめくスタイル」に! スタイリッシュなモデリスタパーツを設定、KINTOでも取り扱い開始!
トヨタ新型「クラウンエステート」発表! “ワゴン×SUV”を「よりメッキきらめくスタイル」に! スタイリッシュなモデリスタパーツを設定、KINTOでも取り扱い開始!
くるまのニュース
レーシングブルズとエクソンモービルが燃料パートナー契約を締結。レッドブルファミリー全体との提携が強化
レーシングブルズとエクソンモービルが燃料パートナー契約を締結。レッドブルファミリー全体との提携が強化
AUTOSPORT web
動かす前に何をすべき!? 冬の間に乗らなかったバイクのメンテナンス
動かす前に何をすべき!? 冬の間に乗らなかったバイクのメンテナンス
バイクのニュース
ワゴン×SUV!? トヨタ新型「クラウンエステート」18年ぶりに復活! 完成された16代目クラウン独自の「乗り味」とは【試乗記】
ワゴン×SUV!? トヨタ新型「クラウンエステート」18年ぶりに復活! 完成された16代目クラウン独自の「乗り味」とは【試乗記】
くるまのニュース
高速道路に「人が運転していない」トラックが出現…なぜ? 一般車の自動運転と何が違うのか
高速道路に「人が運転していない」トラックが出現…なぜ? 一般車の自動運転と何が違うのか
乗りものニュース
トヨタ新型「クラウンエステート」正式発表! ワゴン×SUVとして18年ぶり復活の理由は? ブランド70周年で4モデル揃う!エステートが担う役割とは 635万円から設定
トヨタ新型「クラウンエステート」正式発表! ワゴン×SUVとして18年ぶり復活の理由は? ブランド70周年で4モデル揃う!エステートが担う役割とは 635万円から設定
くるまのニュース
スバル新「クロストレック」発表! 鮮烈な「オレンジ」ボディ採用した“サンブレイズ仕様”に大注目! 同時に「インプレッサ」と「レヴォーグ」特別仕様車も公開!
スバル新「クロストレック」発表! 鮮烈な「オレンジ」ボディ採用した“サンブレイズ仕様”に大注目! 同時に「インプレッサ」と「レヴォーグ」特別仕様車も公開!
くるまのニュース
「アントネッリ圧倒は必須とは思っていない」先輩ジョージ・ラッセル、”速いヤツは最初から速い”理論を提唱
「アントネッリ圧倒は必須とは思っていない」先輩ジョージ・ラッセル、”速いヤツは最初から速い”理論を提唱
motorsport.com 日本版
ホンダ『ZR-V』のゴツゴツ感を低減、スタビリティも向上させるテインの車高調「フレックスZ」発売
ホンダ『ZR-V』のゴツゴツ感を低減、スタビリティも向上させるテインの車高調「フレックスZ」発売
レスポンス

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

487 . 1万円 653 . 2万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

49 . 0万円 618 . 0万円

中古車を検索
フォルクスワーゲン ティグアンの買取価格・査定相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

487 . 1万円 653 . 2万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

49 . 0万円 618 . 0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村