2月3日、フランスのDSオートモビルズは、新型コンパクトハッチバック「DS 4」を発表した。
クーペSUVとコンパクトハッチバックのデザインを融合
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DSオートモビルズは、プジョー・シトロエンの上級ブランド。DS 4は、「DS 7クロスバック」、「DS 3クロスバック」、「DS 9」に続く第4の新世代モデルだ。
Cセグメントに属する5ドア・ハッチバックであるDS4のライバルは、メルセデス・ベンツ「Aクラス」やBMW「1シリーズ」、アウディ「A3」などだ。
クーペSUVとコンパクトハッチバックのデザインを融合したとうたうボディは全長×全幅×全高=4400×1830×1470mm。アルミホイールは20インチの大径サイズを採用した。
前後灯火類はフルLEDで、縦型の特徴的なデイタイムランニングライトは計98個のLEDを使う。ブラックのCピラーには、DSオートモビルズのバッヂが付く。
ドアハンドルはDS 3クロスバック同様の格納タイプだ。キーを携帯した人が近づくと自動でポップアップし、離れると格納される。
標準のDS 4以外に、専用デザインのアルミホイールやルーフレールなどによってSUVテイストを高めたDS4 クロスと、専用エアロパーツを装着したDS 4パフォーマンスラインも用意される。
上質で個性的なインテリア
物理的スウィッチを減らした内装は、すっきりしている。インテリア・トリム用の素材にはレザーや人工皮革「アルカンターラ」、カーボンファイバー、ウッドなどが選べるという。
上級の内装仕様「オペラ」では、ナッパレザーを使ったシートになる。シート表皮は、腕時計のストラップをモチーフにしたデザインだ。快適性を高めるベンチレーションやマッサージ機構も搭載し、インテリアの各所にはブラウンアッシュウッドも使う。
パフォーマンスラインの内装は、ダッシュボードやドアライニング、センターコンソールなどにアルカンターラを、ステアリング・ホイールの一部にカーボンファイバーを、それぞれ使い、レーシーな雰囲気を高めている。
インパネ上部には10インチのインフォテインメント用ディスプレイがあり、メーターはフルデジタルだ。ほかのDSモデルとおなじく各所のスウィッチは菱形をモチーフにしている。センターコンソールのギアセレクターは、かなりコンパクトなサイズだ。
搭載するオーディオ・システムは14スピーカー・690Wで構成されるFOCAL製。エアコンには、PM2.5なども取り除く空気清浄システムが付き、空気の状態はインフォテインメントシステムに表示される。
日本へも導入予定
プラットフォームはプジョー「508」などが使う「EMP2」だ。搭載するパワーユニットはプラグ・イン・ハイブリッドとガソリン、ディーゼルの3種類。
プラグ・イン・ハイブリッド(PHV)は180psの1.6リッター直列4気筒ガソリンターボ・エンジンに、110psのモーターを組み合わせる。トランスミッションは8AT。システム最高出力は225psに達するという。満充電時のEV走行可能距離は50km超とのこと。
ガソリン・エンジンは、出力特性の異なる3種類(130ps/180ps/225ps)を用意。いずれも最新のガソリンターボ「Pure Tech」を搭載する。ディーゼルは1.5リッター直列4気筒ターボの1種類で、最高出力は130psだ。トランスミッションは、すべて8ATのみになる。
先進安全装備も充実している。「DS DRIVE ASSIST2.0」は、ACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)や操舵支援機構、追い越しサポート機構などを含む。
DS 7クロスバックにも搭載する「DS ACTIVE SCAN SUSPENSION」は、フロントガラス上部に設置した4つのカメラが、自車前方の路面の凹凸を検知してダンパーの減衰力を自動で調整し、快適性を高めるという。
販売は2021年の第4四半期から。欧州以外にアジア、南米、アフリカにあるすべてのDSストア(正規販売店)で取り扱うそうだから日本へも導入されるはずだ。
文・稲垣邦康(GQ)
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