現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > スバル「プレオ」は軽自動車なのに「RS」グレードが存在! 7速CVTにスーパーチャージャーと実はホットな1台でした

ここから本文です

スバル「プレオ」は軽自動車なのに「RS」グレードが存在! 7速CVTにスーパーチャージャーと実はホットな1台でした

掲載 14
スバル「プレオ」は軽自動車なのに「RS」グレードが存在! 7速CVTにスーパーチャージャーと実はホットな1台でした

スバル伝統の4気筒+四輪独立サスペンションを採用

1998年10月に登場したスバル「プレオ」は「ヴィヴィオ」の後継モデルとしてリリースされました。また、注目するべき点は「RS」グレードに世界初となる7速マニュアルモードを備えたスポーツシフトi-CVTも設定したこと。軽自動車でありながら技術的なトピックスを欠かさないのはさすがのスバルといえるモデルでした。

41万円で買ったスバル3代目「サンバー」は人生2台目! なぜ8年間も探し続けることになった?

スポーティグレードにはDOHCスーパーチャージャーのモデルもあった

1993年に登場した初代スズキ「ワゴンR」をきっかけに、軽自動車の新たなスタンダードとなったトールワゴンスタイル。ワゴンRの後を追うように1995年にダイハツ「ムーヴ」、1997年にホンダ「ライフ」といったモデルが次々登場したのはご存知の通り。そんなトールワゴンの最後発となったのが、1998年10月に登場したスバル「プレオ」だった。

それまでスバルは「レックス」から発展した「ヴィヴィオ」を販売し続けてきたが、さすがに軽セダンだけでは太刀打ちできなくなってきたということで、ヴィヴィオの後継モデルとしてリリースしたのである。ただスバルの軽自動車として伝統の4気筒エンジンや四輪独立サスペンションはプレオとなっても不変で、レックス時代から存在していたスーパーチャージャー仕様もラインナップ。とくにヴィヴィオ時代に高い評価を集めたDOHCスーパーチャージャー仕様のエンジンも「RS」というグレードに継続採用され、トールワゴンでありながら高い運動性能を持ち合わせたモデルとして独自性を持ったモデルとなっていたのだ。

またトランスミッションにはベーシックな5速MTのほか、スバルがいち早く市販モデルに搭載し続けてきたCVTが採用されており、スポーティグレードのRSとRMには7速スポーツシフトを搭載し、スポーティな走りを実現していた。

実用的なベーシックグレードからスポーティグレードのRSまで用意したプレオだが、商用登録となるバンもラインナップしており、1999年6月にはレトロな雰囲気を持ったエクステリアが人気だった「ヴィヴィオビストロ」の実質的後継モデルである「ネスタ」を追加。さらに2000年12月にはどこか国民的人気キャラクターを思わせるフロントマスクの「ニコット」も登場した。

そんなワイドバリエーションを誇ったプレオだが、やはりファンからはホットなモデルに期待する声が多かったようで、2001年10月の改良で、それまでCVTモデルのみだったDOHCスーパーチャージャーエンジンを搭載したRSに待望の5速MTを追加。

さらにMTを追加しただけでなく、軽量フライホイールやメタルガスケットを用いた高圧縮比化でハイオク仕様としたほか、専用のカムやプーリーなどを採用。もちろんボディにも補強がプラスされ、足まわりも専用のものが与えられるなど、メーカー純正チューンドとも言える大幅な改良がなされていたのだ。

そんなRSモデルも2003年12月にR2が登場すると消滅し、プレオ自体はその後も併売がされていたが、2010年の春に終売となった。

プレオの実質的な後継車種としては2006年6月に登場した「ステラ」が存在し、こちらにもDOHCスーパーチャージャーエンジンを搭載したグレードが存在していたが、ステラのDOHCスーパーチャージャーエンジンモデルにはMT仕様が存在しなかったため、いまだにプレオRSを愛用し続けるファンも少なくないようだ。 

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

約138万円! 全長4m以下のホンダ「超小型セダン」がカッコいい! MTもある「アメイズ」インドで爆売れ! どんなモデル?
約138万円! 全長4m以下のホンダ「超小型セダン」がカッコいい! MTもある「アメイズ」インドで爆売れ! どんなモデル?
くるまのニュース
キジマから GSX-8S/R用カスタムパーツ5アイテムが発売!
キジマから GSX-8S/R用カスタムパーツ5アイテムが発売!
バイクブロス
圧倒的加速の[GT-R]は価格も別格! そもそもターボの[定義]ってなに?
圧倒的加速の[GT-R]は価格も別格! そもそもターボの[定義]ってなに?
ベストカーWeb
「幻の最終戦」で悪い流れをどう断ち切る? 豪雨から快晴で劇的展開!! KONDOレーシング56号車はもてぎでどう走った?
「幻の最終戦」で悪い流れをどう断ち切る? 豪雨から快晴で劇的展開!! KONDOレーシング56号車はもてぎでどう走った?
ベストカーWeb
ストロール、フォーメーションラップでのコースオフはブレーキトラブル? しかしなぜかグラベルにハマる……クラック代表「予想外のこと」
ストロール、フォーメーションラップでのコースオフはブレーキトラブル? しかしなぜかグラベルにハマる……クラック代表「予想外のこと」
motorsport.com 日本版
高速のカーブが走りやすいのはアウトバーンゆずりの大発明のおかげ! 誰もが知らずに恩恵を受けている「クロソイド曲線」とは
高速のカーブが走りやすいのはアウトバーンゆずりの大発明のおかげ! 誰もが知らずに恩恵を受けている「クロソイド曲線」とは
WEB CARTOP
究極の『インテグラ・タイプS』爆誕か!? アキュラ「HRCプロトタイプ」公開へ…SEMAショー2024
究極の『インテグラ・タイプS』爆誕か!? アキュラ「HRCプロトタイプ」公開へ…SEMAショー2024
レスポンス
モロゾフがフォルクスワーゲンコラボ「Love Beetle」2025年バージョンを発表!食べも飾っても楽しめるバレンタインギフトだ
モロゾフがフォルクスワーゲンコラボ「Love Beetle」2025年バージョンを発表!食べも飾っても楽しめるバレンタインギフトだ
Webモーターマガジン
角田裕毅、序盤3番手走行も赤旗が不利に働き7位「走りには満足。結果に複雑な思いだが、入賞できたことは嬉しい」
角田裕毅、序盤3番手走行も赤旗が不利に働き7位「走りには満足。結果に複雑な思いだが、入賞できたことは嬉しい」
AUTOSPORT web
【MotoGP】ヤマハに復活の兆し? クアルタラロ、電子制御の改善を実感「パフォーマンスはずっと良くなった。良いステップだ」
【MotoGP】ヤマハに復活の兆し? クアルタラロ、電子制御の改善を実感「パフォーマンスはずっと良くなった。良いステップだ」
motorsport.com 日本版
2026年レギュレーション調整で“コンセプト違い”のマシンが生まれる? F1チームは歓迎
2026年レギュレーション調整で“コンセプト違い”のマシンが生まれる? F1チームは歓迎
motorsport.com 日本版
メリットなかった!? トヨタもホンダも「アイドリングストップ機能」廃止へ! 「使いにくい」の声も! どんな反響があった?
メリットなかった!? トヨタもホンダも「アイドリングストップ機能」廃止へ! 「使いにくい」の声も! どんな反響があった?
くるまのニュース
欧州ではすでに新型が登場! アドベンチャー大型スクーターの大ヒットモデル ホンダ「X-ADV」はどう変わる?
欧州ではすでに新型が登場! アドベンチャー大型スクーターの大ヒットモデル ホンダ「X-ADV」はどう変わる?
VAGUE
コンセプトはGo Ahead! トムスが40系『ヴェルファイア』用「スタイリングパーツセット」を発売
コンセプトはGo Ahead! トムスが40系『ヴェルファイア』用「スタイリングパーツセット」を発売
レスポンス
ハミルトン、低調メルセデスF1での残り3戦はヤケクソ? フェラーリ移籍を前に「今はクリスマスを楽しみにしている」
ハミルトン、低調メルセデスF1での残り3戦はヤケクソ? フェラーリ移籍を前に「今はクリスマスを楽しみにしている」
motorsport.com 日本版
[自動車ディーラー]が運営母体? [神戸マツダ]が整備専門学校を開校へ
[自動車ディーラー]が運営母体? [神戸マツダ]が整備専門学校を開校へ
ベストカーWeb
13年放置のホンダ「ライフ ステップバン」を仲間とともにレストア…現代風にアレンジしたおしゃれなカスタムメニューを紹介します
13年放置のホンダ「ライフ ステップバン」を仲間とともにレストア…現代風にアレンジしたおしゃれなカスタムメニューを紹介します
Auto Messe Web
「カワサキ プラザ横浜戸塚」がリニューアルオープン!楽しいモーターサイクルライフをサポート!  
「カワサキ プラザ横浜戸塚」がリニューアルオープン!楽しいモーターサイクルライフをサポート!  
モーサイ

みんなのコメント

14件
  • yuk********
    スーチャーのパワーも貴重だがプレオの価値は足回りの四輪独立懸架。現行の軽より圧倒的に乗り心地が良く長距離ドライブをしても疲れにくい素晴らしい作り。まああんな凝った作りでワゴンRやムーブと同じ値段で売ってたんだからそら儲からなくて最終的にやめる羽目に…とは思うが。本当いい車よ。
  • カマキリライダー
    プレオの最上級グレードのプレオRM4WDをまだ持ってます。RSと違いエンジンがSOHCの為上まではパワーが伸びませんが、下から付いてくるので街乗りに向いてます。燃料もレギュラーで良いので安上がり。4WDの為雪道でもぐいぐい坂を登ってくれます。ちょっとパワーが欲しかったのでブーストアップしてますが、全然壊れません。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

88.5102.5万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

6.0119.0万円

中古車を検索
プレオの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

88.5102.5万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

6.0119.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村