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ロータスのハイパーBEV SUV「エレトレ」が日本初お披露目! デリバリーは2024年1月以降を予定

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ロータスのハイパーBEV SUV「エレトレ」が日本初お披露目! デリバリーは2024年1月以降を予定

2023年9月1日、ロータスの正規輸入代理店であるエルシーアイ(以下、LCI)は、ロータス初のハイパーBEV SUV「エレトレ(ELETRE)」を日本初公開。なお、今回の展示車はUK仕様で、日本仕様のデリバリーは2024年1月以降を予定している。

トップグレードの「R」は905ps/985Nmを発生
エレトレは、ロータス初の電動SUVだ。既に日本でも2023年6月から予約販売を開始していたが、今回、実車が日本初公開され、車両価格も発表された。

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ロータスは2023年で創業から75年を迎えるが、同社が掲げる「ビジョン 80」戦略により、ロータスが80歳となる2028年までに、オール電動のインテリジェントでラグジュアリーなモビリティ プロバイダーを目指している。その第2弾となるモデルが、このエレトレだ。エレトレ(ELETRE)とはハンガリー語で「Coming to Life(命を吹き込む)」を意味する。つまり、ロータスにおけるEVやSUVの始まりを示しているという。

カテゴリー的にはSUVだが、キャブフォワード デザインはミッドシップエンジンのロータス スポーツカーの象徴的なデザイン言語をハイパーSUVに進化させている。ハイパーBEVのエヴァイヤやスポーツカーのエミーラ同様、「空気によって彫られた」設計理念がダイナミクスを高めるアクティブ エアロダイナミック テクノロジーをシームレスに統合し、Cd値は0.26を達成している。自動開閉式のアクティブ フロントグリルも備える。

インテリアも、これまでのロータス車とは一線を画すもので、インテリジェントなデジタル コクピットを採用。リアシートは3人掛けが標準だが2人掛けのセパレートタイプもオプション設定される。ラゲッジスペースもリアシート使用時で688L、5人掛けならリアシートを倒せば最大1532Lまで拡大する。

日本仕様は2グレード。車両価格は2332万円から
KEFの23スピーカー プレミアムオーディオシステムや先進的なADAS(運転支援システム)など、安全&快適装備は今までのロータス車よりも高次元なレベルで充実している。デジタル ドアミラーや、さまざまなパッケージオプションも設定されている。

日本仕様のエレトレは「S」と「R」が設定され、いずれも前後の2モーターで駆動する4WDだ。パワースペックは、Sが最高出力450kW(603ps)/最大トルク710Nmで、WLTP複合航続距離は600km。Rは675kW(905ps)と985Nmを発生し、WLTP複合航続距離は490kmとなっている。いずれもリチウムイオンバッテリーの容量は112kWhで、バッテリー電圧は800V。350kWの急速充電なら20分でフル充電が可能だ。

車両価格(税込)は、Sが2332万円、Rが2585万円から。LCIでは、年内に500台の受注を目標としており、今回の価格発表の前から既に200台以上の受注があるという。

ロータスでは、新たなEVセダン「EMEYA(エメーヤ?)」を近日発表予定で、その後もミドルクラスのSUVやスポーツカーを発表していく予定だ。ロータスの「ビジョン 80」戦略は、着々と進んでいるようだ。

ロータス エレトレ S<R> 主要諸元


●全長×全幅×全高:5103×2060×1636mm
(全幅はドアミラー収納時)
●ホイールベース:3019mm
●車両重量:2595kg<2715>(いずれもドライバー75kg含む)
●モーター:交流同期電動機×2
●最高出力:4500kW(612ps)<675(918)>
●最大トルク:710Nm(72.4kgm)<985(100.4)>
●バッテリー総電力量:112kWh
●WLTP複合航続距離:600km<490>
●駆動方式:4WD
●タイヤサイズ:前275/40R22、後315/35R22
●車両価格(税込):2332万円~<2585万円~>

[ アルバム : ロータス エレトレ はオリジナルサイトでご覧ください ]

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