■もはや「高級車」! 軽なのに「ゆったりシート」と
2006年6月、ダイハツの完全な新規車種として登場した軽自動車「ソニカ」。
当時はすでに背が高く、広い室内空間を持つモデルが人気の中心となっていましたが、そこに敢えてロー&ロングフォルムを持ってリリースされました。
【画像】「えっ…!」 これが軽の「小さな高級車」です(67枚)
ソニカのボディサイズは全長3395mm×全幅1475mm×全高1470mm。ホイールベースは2440mm。
全高は当時の4人乗り軽自動車の中では最も低い数値で、一見すると窮屈な室内空間を想像してしまいそうですが、実際には全く違いました。
ロングホイールベースと新開発のエンジンによって実現したコンパクトなエンジンルームにより、1915mmという室内長と当時の軽自動車トップの1320mmという室内幅を実現していたのでした。
また広い室内幅を活かし、シートも軽自動車の枠にとらわれない、ゆったりとしたドライビングポジションを確保できるものが採用され、ベンチシートでありながらふっくらとしたソフトな座り心地を実現しています。
というのも、当初はトヨタの当時のフラッグシップモデル「セルシオ」のシートを比較対象としていたとされており、実際のシートも軽自動車用のものとしてはかなりコストがかけられたものとなっていたのでした。
さらに、豪華だったのはシートだけではありません。
ソニカはもともとダイハツの軽の中でも上級なクルマとして開発されたこともあって、エンジンのラインナップは全グレードでターボエンジンとし、トランスミッションには当時では世界初技術「インプットリダクション式3軸ギアトレーン」構造のCVTを搭載。
ターボエンジンの力強い走りと、CVTによる23.0km/L(10・15モード)という低燃費を両立していました。
さらに静粛性にも力を入れており、足回りも当時のダイハツ車としては珍しく前後にスタビライザーを装備(2WD車のみ)。
エントリーグレードを除きメーターも自発光式メーターやマルチインフォメーションディスプレイ、オートエアコンといった上級装備が標準化されていた点も特徴です。
そして極めつけは、最上級グレード「RS Limited」の2WD車に「レーダークルーズコントロール」がオプション設定されており、設定した速度を保つ定速走行に加え、減速制御や先行車の追従走行などが可能となっていたのでした。
そんな意欲作のソニカでしたが、やはり背の高いトールワゴンタイプの牙城を崩すことは叶わず、登場からわずか3年後の2009年夏ごろに終売。
直接的な後継車種が誕生することもありませんでした。
ただし近年、軽自動車の中では異例ともいえるロングクルーズ向きのキャラクターを再評価する向きもあり、中古車の価格がジワジワと上昇中。
もしソニカを気になっていた人は、そろそろ早めに良い個体を押さえた方がいいかもしれません。
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