ホンダから新登場したプラグインハイブリッドカー「クラリティPHEV」に乗る機会があった。1.5Lエンジンと2モーターを組み合わせたパワートレイン、水冷式バッテリーは17.0kWhもの総電力量を持ち、満充電であれば101kmを電気だけで走行でき(WLTCモード)、またバッテリー走行時の最高速は160km/hという、ほとんどEV(電気自動車)といえるプラグインハイブリッドカーだった。その完成度は、ホンダが電動車両に関わってきた歴史の長さを感じさせるもの。5,880,600円という価格を考えると躊躇するかもしれないが(補助金は最大20万円だそう)、いざオーナーになってしまえば日常的な満足度は高いだろう出来映えだと感じた。
そんな日常ユースでの満足度に大いに貢献する理由のひとつが、スマホとクルマがブルートゥースでつながるという機能だ。スマホをブルートゥースでつなげると聞くと、オーディオ関連での接続を思い浮かべるが、クラリティPHEV(クラリティFUEL CELLも同様)はクルマ本体とスマートフォンがブルートゥースでつながる。具体的には、「Honda Remote App」という専用アプリを入れることで、車両側の情報をダイレクトに得ることができるというものだ。たとえばバッテリーの充電量であったり、そこから計算できる航続可能距離であったり、はたまた充電コネクターをつないでいるかどうかなどが確認できる。そのほか車内温度の情報を確認して、乗車前に快適な車内空間としておけるようエアコンを入れておいたりもできる。
ホンダ クラリティPHEVは今出すべき高級セダンだったのか?
こうした機能はブルートゥースが届かない範囲でも可能なよう3Gのモバイル通信を利用、インターネットを介しても操作できるようになっているが、ブルートゥースでダイレクトに車両とつながっていると3G通信とは、まさに桁違いな速さを実感できる。実際、エアコンの開始をスマートフォンから操作してみたが、ブルートゥースでつながっている状態であれば、操作した瞬間にエアコンが動き出す。インターネット経由では感覚的に1分程度のラグがあることを思うと、驚くべき速さだ。
さらにブルートゥースでつないだ状態にしたまま、クルマから離れるとドアロックをかけるのを忘れていることを、スマホを振動させるなどして教えてくれる。こうした、ちょっとした気遣いが愛車との関係性を強くしてくれるのではないだろうか。もっとも、このリモートアプリはセキュリティの面からスマートキー機能までは持っていないので、鍵をかけるにはスマートキーを手にとって操作する必要はあるのだが……。
文:山本晋也
自動車コミュニケータ・コラムニスト
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