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【懐かしの車用芳香剤3選+α】エモいと流行中の金木犀の香りは45年前から定番商品でした

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【懐かしの車用芳香剤3選+α】エモいと流行中の金木犀の香りは45年前から定番商品でした

記憶や感情と密接に結びつく

その昔、先輩の赤いマツダ「ファミリア323」に乗せてもらって初日の出を見にいったとき、ルームミラーから葉っぱのカタチをしたなにかがぶら下がっていた。それが芳香剤だったと知ったのは、だいぶ経ってからだ。香りは、人の記憶や感情と密接に結びつくもの。今回は、厳選してクルマのなかで香った懐かしのクルマ用芳香剤3つをお送りしよう。

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販売店に行って自分で確かめるのが一番

カミングアウトすると、筆者は幼少期に慢性副鼻腔炎を患っていたせいか、匂いがあまりわからない。というか、わからないときはまったくわからないので問題ないのだが、たまに匂いがわかるときもあって、そうなると今度は過敏すぎてたとえばエレベーターとかで座り込みそうになるときがある。先輩のクルマに乗ったときはいつも通り匂いがわからない状態だったため、それが芳香剤だったとは気がつかなかったのだ。

それから数年、いや10年くらいあとかな、ガソリンスタンドで灰皿に粒状の芳香剤を入れてくれるサービスが一般化してきた。いまどきのクルマは灰皿自体がないから、サービスの芳香剤が置いてあるガソリンスタンドなんてもうないのかもしれない。あの匂いも正直いうと、感じなければもちろん問題はないのだが、感じてしまうと非常につらかった。いまでいうスメハラ、というものをだいぶ前から感じていたわけだ。

今回AMW編集部から、「葉っぱの芳香剤ってありましたよね?」という話があり、粒状のものとか、「くーるまにポピー♪」とかいうのがあったなぁ……ということを思い出した。それらをいくつか紹介していこうと思うのだが、いかんせん、匂い自体は人づてに聞いた話が中心となる。というか、匂いって個人の好みに左右されるものだから、結局は販売店に行って自分で確かめるのが一番。

いまどきはエアコンも防カビ加工されているので、悪臭が吹き出してきたなんて話も聞かないし、喫煙者が減っているし加熱式タバコも普及しているのでタクシーがくさい、レンタカーがくさい、他人のクルマがくさいということもあまりない。だからこそかえって芳香剤が使いやすいのだ、ともいえるので、興味がわいた人はぜひ自身の鼻で試してみてほしい。

ヘンプ

正直にいうと、今回調べてはじめて、葉っぱのぶら下げるタイプの芳香剤が「ヘンプ」というブランドの商品であったことを知った。その名のとおり麻をモチーフとしたデザインの厚紙にフレグランスジェルを染み込ませてあるのがこれ。ヒッピームーブメントとかが大元になっているのだろうなぁ、という想像がつく。そう考えると赤いファミリアと湘南、サーファーというところから、先輩が車内にぶら下げていたヘンプはそのままのイメージだったといえるのかもしれない。

グレイスメントポピー

「くーるまにポピー♪」とCMでオール阪神師匠が歌っていた、グレイスメントポピー。これはダイヤケミカルという会社の製品で、1978年6月に発売されたとのことなので、すでに45年売れ続けているロングセラー商品だ。印象的なCMがはじまったのは1981年とのこと。海外にも輸出されていて、オランダをはじめとするヨーロッパ各国でも人気になっているそうだ。

灰皿用芳香剤(匂い玉)

ちょっと気になって調べてみたら、あの粒々は匂い玉ともいわれていたようだ。消臭用ビーズ、といういいかたもあって、匂いを出すのではなく消臭用もあったんだ、ということを知った。昔はガソリンスタンドにいくと「灰皿洗いますか?」とかならず聞かれたものだが、お願いするとサービスでこの匂い玉を入れてくれたものだ。いま、そんなサービスはない。だって灰皿自体クルマにないのだから。カー用品店などではこの匂い玉がボトル入りで売られているが、さて、どのくらい売れているのだろうか?

アメリカ版! 番外編

懐かしアイテムを紹介してきたが、ここでアメリカのクルマ用芳香剤をピックアップ。これ、見たことあるだろうか?

ハスラー エアフレッシュナー

セクシーなお姉さんのやつ。「魅力的なアメリカンガールを愛車のインテリアに」というのがキャッチコピーで、さすがアメリカなアイテムだ。ちなみに英語で芳香剤はエアフレッシュナーと呼ぶ。今回、芳香剤をリサーチしてわかったのが、アメリカ系カーカルチャー好きな人にとっては、今でも普通にポピュラーなアイテムであるということ。香りは某ツリーのブラックアイスに似ているらしいが、これも自分で買って確認するのが一番だ。都内ではアメリカ雑貨を扱うSESSiONで購入することができる。

いまどきはエアコン吹き出し口にセットするタイプや、シート下に設置するもの、スプレータイプなどいろいろな芳香剤があるが、だからこそあえて、こんな懐かしいものが新鮮だったりするのだ。

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