クプラ最後のエンジン搭載車
スペインの自動車ブランド、クプラは、2024年に発売予定の新型テラマールを発表した。トヨタRAV4などと同クラスのハイブリッドSUVである。
【画像】日本未導入のクプラがカッコいい【クプラの現行モデルを写真でじっくり見る】 全92枚
マイルド・ハイブリッド仕様とプラグイン・ハイブリッド(PHEV)仕様の2つが用意される予定で、2030年にラインナップの完全電動化を目指すクプラにとって、内燃エンジンを搭載した最後のモデルとなる。
「テラマール(Terramar)」という車名は、スペイン・バルセロナ近郊の海岸都市にちなんだもの。ハンガリーにあるフォルクスワーゲン・グループの工場で、次期アウディQ3とともに製造される予定だ。
今のところ、技術的な詳細はほとんど明らかにされていないが、テラマールには新開発のハイブリッド・パワートレインが採用される見込みだ。プラットフォームは、フォルクスワーゲン・グループのMQBプラットフォームの最新型を使用する。
PHEV仕様は、電気のみで約100kmの走行が可能になるという。高性能ブランドらしく、「パフォーマンスと現代的なスポーティさ」を重視するとのことだ。
現行モデル2車種にも大幅な改良
また、クプラは現在欧州で販売中のSUV「フォーメンター」とハッチバックの「レオン」の改良新型を発表した。デザインが大幅に変更されるとのことだが、発表の場では詳細は明かされなかった。
クプラ・レオンのエクステリアは、プラットフォームを共有しているセアト・レオンとは一線を画すものとなっている。フロントエンドは現行モデルとは大きく異なり、最新のラインナップに歩調を合わせているようだ。
クプラ特有のトリプル・トライアングルをモチーフにしたヘッドライトが最も目立つ特徴だが、グリルの形状も根本的に見直され、滑らかなサーフェスとなった。下部のエアインテークには太い装飾トリムが配置され、フロントウイングに向かって曲線を描いている。
SUVのフォーメンターも同様で、ヘッドライトやエアインテークのデザインが刷新されている。全体的には、新型のテラマールにも似ている。
パワートレインやシャシーに改良が施されるかどうかは不明だが、新型テラマールには新開発のハイブリッド・パワートレインが搭載される予定であり、フォルメンターとレオンのPHEV仕様も航続距離などの改善が期待される。
両モデルは来年中に正式発表された後、2024年に欧州で発売される予定だ。
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