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新型電動SUV「ソルテラ」はスバルらしさと先進性が共存!? グリルレスでも「メッシュグリル希望」の声も

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新型電動SUV「ソルテラ」はスバルらしさと先進性が共存!? グリルレスでも「メッシュグリル希望」の声も

■スバルとトヨタが電動SUVを共同開発!

 スバルは新型電動SUV「ソルテラ」を2021年11月11日に世界初公開しました。新型ソルテラはスバル初のグローバルEVとして、2022年年央までに世界各地で発売される予定です。

【画像】 スバル 新型ソルテラとトヨタ 新型bZ4Xの違いを確認する(41枚)

 新型ソルテラについて、ユーザーはどのように感じたのでしょうか。SNSでアンケートを実施しました。

「新型ソルテラのデザインについてどう思いますか?」という質問では、「とても良い」が18.5%、「まあまあ良い」が55.6%、「それほど良いと思わない」が18.5%、「まったく良いと思わない」が7.4%となり、7割以上の回答者が好印象を持ったことがわかります。

 好印象という意見として、「ヘキサゴングリルやコの字ランプなど、スバルらしさがあって良いと思う」「癖は強いけど良いデザイン」「宇宙船みたいで未来のクルマっぽい」など、先進的な雰囲気のなかにスバルデザインが盛り込まれている点を評価する声があがりました。

 その一方、「どこかで見たような最近よく見るようなイメージでオリジナリティを感じない」「トヨタのカローラクロスやヤリスクロス、ほかのSUVとデザイン的に類似している」などというコメントも見受けられました。

 また、EVである新型ソルテラには、六角形(ヘキサゴン)を縁取ったデザインとしてのグリルはありますが、機能としてのグリルは存在しない、いわゆる「グリルレス」のデザインを採用しています。

 そのため、「フロントメッシュのヘキサゴングリルを期待していたので、オプション設定が欲しい」というコメントもありました。

 なお、新型ソルテラは、スバルとトヨタが共同開発したモデルで、トヨタでは新型「bZ4X」という車名のモデルとして市場投入されます。

 スバルの技術者がトヨタに出向するかたちで実現した共同開発ですが、新型ソルテラのデザインはスバルのデザイナーが手掛けており、同社を象徴するフロントのヘキサゴングリルやコの字のヘッドランプ・リアコンビランプをはじめ、スバルだけのボディカラーとインテリアカラーを用意しました。

 次に、「新型ソルテラのどのようなことに期待しますか?」(複数回答)という質問では、もっとも多かったのが「前・後輪を別のモーターで駆動する新AWDシステムと悪路走破性を高める進化したX-MODE」で70.4%、次いで「低重心・高剛性なEVプラットフォームによる走行性能」(51.9%)、「太陽光によって充電できるルーフソーラーパネルの搭載」(44.4%)に関心を持つ回答者がいました。

 X-MODEとは、スバルSUVに搭載される四駆システムで、悪路におけるオフロード性能を高める機能です。新型ソルテラではさらに「グリップコントロール」という機能が追加され、悪路でも車両を安定させながら一定速度で走行することが可能になるなど、走破性をさらに強化しています。

 また、ルーフソーラーパネルでは、トヨタの発表によると、充電スタンドがない駐車場などでも太陽光で充電ができるほか、災害時など緊急時にも有効だといいます。

 なお、1年間で走行距離1800km相当の発電量を生成することができるとしています。

■新型ソルテラの航続距離やアイサイトはどうなる?

 前述のように、新型ソルテラはトヨタとの共同開発で誕生しましたが、トヨタ版の新型bZ4Xとどちらが好みかということもアンケートで聞いてみました。

 新型ソルテラが良いと答えた人は37.3%、新型bZ4Xが良いと答えた人は62.7%と、今回の調査ではトヨタに軍配が上がっています。

 それぞれの意見は次のようです。

●新型ソルテラ派
 ・ソルテラのデザインに立体感を感じる
 ・スバリストなので
 ・bZ4Xの顔はメリハリがないのでソルテラのほうが良い

●新型bZ4X派
 ・フロントのシャープなデザインが好きだから
 ・シンプルでスッキリしているから
 ・bZ4Xのほうが多少デザインが洗練されているように見える

 また、新型ソルテラについて気になることとして、一充電あたりの航続距離に関心を持っている回答者がいました。

 新型ソルテラは2WD(FWD)とAWDが設定されており、システム最大出力はFDWが150kW、AWDが160kW。

 バッテリーは総電力71.4kWh/総電圧は355Vのリチウムイオン電池を搭載し、日本仕様の一充電走行距離(WLTCモード)はFWDが530km前後、AWDが460km前後となります。

 新型ソルテラは、EV用の新プラットフォームとして「e-SUBARU Global Platform」を新開発。車体下部にバッテリーを搭載し、そのバッテリーを骨格の一部としても活用しています。

 これにより低重心と高剛性を実現し、操縦安定性が高く、ドライバーのステアリング操作に対してリニアに反応する、スバルらしい走りが楽しめるといいます。

※ ※ ※

 ほかにも気になる点として、「アイサイト」をあげる回答者がいました。

 アイサイトは、スバルの運転支援システムとして、ほとんどのモデルに搭載される安全装備ですが、新型ソルテラについての発表ではアイサイトの有無を明らかにしていません。

 また、新型ソルテラのフロントウインドウ上部を見る限り、アイサイトのふたつのカメラは装備されていないようです。

 今後新たな情報が発表されるものと思われますが、新型bZ4Xにはトヨタの予防安全パッケージ「トヨタセーフティセンス」が搭載されることがアナウンスされており、新型ソルテラもそれに準じた装備となるでしょう。

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みんなのコメント

6件
  • 日産のアリアの方が高級感あるな。こっちは安っぽいデザイン。
  • EyeSight付いてない時点で無いわ。
    なぜTOYOTAにそこを譲るかなぁ。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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