2023年末から発売された三菱のBEV軽商用車「ミニキャブEV」。ミニキャブミーブの改良モデルであり、令和の時代に登場したBEVモデル。そんな車のアクセサリーカタログを見ると平成レトロを感じるアイテムを発見した。
文:西川昇吾/写真:ベストカー編集部
ミニキャブEVに平成レトロを感じるオプションが!! 最新のEVにある衝撃のモノとは!?!?
■平成レトロを感じるスケルトンキー
まさに00年代の配色と形状である
平成レトロを感じるアイテムの正体はスケルトンキー(税込み8360円)だ。
キーレスエントリーシステム装着車が選ぶことができるオプションとなっていて、クリアブルー、クリアイエロー、の3色から選択可能だ。
バリバリ令和の時代に登場したミニキャブEVであるが、このオプションは何というか90年代初頭から2000年代初頭のトレンドや文化を指す
「平成レトロ」を感じるアイテムだ。
スケルトンカラーと言えば、当時のゲーム機やパソコン、携帯電話などで流行したカラーだ。
なぜこのような平成レトロアイテムが令和最新版のBEVモデルのオプションに用意されているのだろうか?
■当時から生き残ってきたアイテム
実はこのアイテム、新たに加わったオプションではない。むしろ平成前半から生き残ってきた、そんなシーラカンス(?)のようなアイテムなのだ。
時代は今から25~30年くらい遡った平成の時。
当時のスケルトンブームの発祥はiMacが発端だったと言われている。
このブームに乗じて三菱ではデリカスペックシートギアでスケルトンインパネ的なアイテムを用意したそうだ。
それがキッカケとなり、スケルトンキーにまでつながった。スケルトンキーが設定されたのは1999年のパジェロイオが最初だったと言われている。
このスケルトンキーはサプライヤーと協力して企画したアイテムで当初は徐々に採用車種ラインアップを広めたそうだが、
そのキーを採用している車種が少なくなったこととスケルトンブームが過ぎ去ったことが重なり、徐々にスケルトンキーが用意されている車種が少なくなっていった。
しかしながら最後まで基本的に同じ構造のキーが採用されていたミニキャブEVにはスケルトンキーが残っているという訳だ。
■商用車だからこそ生き残ったアイテム
ミニキャブEVはパワーユニットこそ最新のBEVだが、商用車に大きく求められる性能は「壊れにくさ」だ。
最近はスマートキーの普及が進んでいるが、キーを捻ってイグニッションONにするシンプルさがこれまでの同じキーをミニキャブEVに採用する理由となった。
そこにスケルトンキーがミニキャブEVで生き残ってきた理由がある。
当初スケルトンキーは2ボタンキーレス車に設定されていたようで、
パジェロやコルト、エアトレックなどで展開されていたが、この形状のキーが残ったのがミニキャブEVだったからスケルトンキーが生き残ったという訳だ。
クルマのキーに限らず、2020年代の令和のこの時代でスケルトンカラーのアイテムが新品で手に入るというのはとてもレアかもしれない。
ミニキャブEVを購入する人は時代を代表する記念アイテムとして、このオプションを選ぶのもアリだろう。
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
[由々しき事態]ついに6000件オーバーで2024年の盗難車被害が激増!! 税関で被害勃発!! 最新耳にする[目玉抜き]ってナニ?
荷主より厄介? 「荷受け担当者」の“上から目線”にドライバー不満爆発! 「忙しいから早くしろ」 現場の見えない圧力を考える
新車250万円! “イチバン安い”ホンダ「フリード」に反響多数! ライバル「シエンタ」最安モデル比「40万円以上」に「実際買うなら装備付きがイイ」「価格差は気になる」と賛否両論!?
約250万円! 斬新「“2段ベッド”プロボックス」車中泊車に“反響”多数! 広々「屋根ウラ部屋」に「シンプルすぎ!」「これで十分」と賛同の声も! キャンパー厚木「パティック」に集まった“熱視線”とは
前のクルマに謎の「ちょうちょマーク」が…一体どういう意味? 知らなきゃ「反則金6000円」の可能性も! 若葉マークだけでない「重要な標識」見たらどうすればいいのか
古い? そんなものは1ミリも感じない 日本人が待つ現行ジュークこそ[反撃の狼煙]だ!
[ノア]を実際に買うと500万円!? 新車367万円のクルマがここまで高額になる[パッケージオプション]の正体とは
ガソリン減税、2025年中は困難か 「国民をなめている…」「税金を上げるのは早いのに、下げるのはなぜ遅い?」の声も! 暫定税率(25.1円)に代わる財源確保が課題だと言うが
[由々しき事態]ついに6000件オーバーで2024年の盗難車被害が激増!! 税関で被害勃発!! 最新耳にする[目玉抜き]ってナニ?
「マツダよ、お前もか」。新“フラット”エンブレムに賛否両論…各社が多額のコストをかけ刷新する理由とは?
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント