■かつて存在した「ハイブリッドRS」 所有者の声は?
ホンダは2001年6月に初代「フィット」を発売し、今年(2021年)でフィットは20周年を迎えました。現在販売されているフィットは4代目モデルですが、ユーザーにとってとくに印象に残っているフィットは何代目モデルが多いのでしょうか。また、それぞれどんなエピソードがあるのでしょうか。
初代フィットは、燃料タンクをフロントシートの下に配置するホンダ独自の「センタータンクレイアウト」を採用しました。これにより、コンパクトなボディサイズとクラストップクラスの広い居住空間を両立。
さらに、豊富なシートアレンジや優れた燃費性能といった魅力も相まって、2002年の登録車販売台数は首位(販売台数:25万790台)を記録。トヨタ「カローラ」が33年間守り続けた販売台数首位の座を奪うという快挙を成し遂げました。
また2代目フィットが販売されていた2013年3月には国内累計販売台数が200万台を記録。発売以来142か月目での突破はホンダとして当時最速で、2021年5月に「N-BOX」が記録更新(114か月目で達成)するまで破られなかった記録でした。
フィットは日本のみならずグローバルに販売されるモデルで、海外では「ジャズ」(欧州など)や「ライフ」(中国)という車種名でも展開。
4代目モデルに関しては、2020年2月に日本で発売された後、欧州、中国、シンガポールなどの市場で販売開始されているほか、南アフリカなど今後4代目モデルの導入を予告している市場もあります。
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20年の歴史を重ねてきたフィットですが、ユーザーにとって初代から4代目までのなかでもっとも印象的だったモデルはどれだったのでしょうか。
今回、くるまのニュースでは2021年6月3日から22日にかけてSNS上でアンケートを実施。ユーザーのフィットに対しての意識を調査しました。
そのなかで、初代から4代目までのなかで「あなたにとって一番印象的なフィットはどのモデルですか?」と質問したところ、初代が48.1%、2代目が25.9%、3代目が11.1%、4代目が14.8%という結果でした。
また、自由回答で「あなたにとって印象的なフィットとのエピソード・思い出」について募集したところ、とくに前出の質問で人気上位となった初代フィットと2代目フィットに対して、多くのコメントがありました。
初代フィットに投票したというユーザーからは「トップクラスの積載性に豊富なシートアレンジ、そして走行性能・ハンドリングまでバランスよくまとまったホンダらしさ溢れるクルマでした」という回答や、「昔乗っていて、CVTのジャダー(振動・滑り)や乗り心地の硬さなどを感じたものの、燃費の良さ、居住性、高コスパなどが印象的でした」「サンルーフ付きの仕様だったので、後席を倒して布団を敷き、車中泊をたくさんした思い出があります」という回答が寄せられました。
2代目フィットは2007年10月に発売されましたが、2010年10月にはフィット初となるハイブリッド仕様が追加。
2代目フィットのハイブリッド仕様について、ある回答者は「余りにも滑らかで自在に走りやすくて速いのに少食(低燃費)で、本当にビックリしました」と振り返ります。
また、歴代フィットのなかで唯一6速MT×ハイブリッドが選択可能となるスポーティグレード「ハイブリッドRS」も存在しました。
ハイブリッドRSに乗っていたという女性の回答者は「初めて購入したクルマ(中古車)でした。当初は運転に不慣れで苦労しましたが、慣れてきたらめちゃくちゃ楽しくて、このクルマにしてよかったと心から思っています」と回答しています。
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発売20周年を記念して、ホンダは2021年6月4日に一部改良ならびに20周年特別仕様車「Casa」「Maison」を追加しました。
発売21年目を迎えるフィットに、今後どのような仕様が登場していくのか、注目されます。
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みんなのコメント
電制スロットとCVTがこれほどダメダメなものか嫌と言うほど思い知った
表現は難しいが乳母車にエンジン載せて走っているような感覚
それまではMTしか乗った事が無かったのでCVTのクソさを教えてくれた車だった
印象に残るほど強烈に格好悪い、売れんわな。
しかもそれをベースに他社を真似たデザインのヴェゼル。