マツダは6月7日、小型オープンスポーツカー『マツダ・ロードスター』『マツダ・ロードスターRF』に商品改良を実施。“人馬一体感”を高めたガソリンエンジンを搭載するほか、特別仕様車『Caramel Top(キャラメル・トップ)』を新設定し、7月26日より発売する。
4代目にあたる現行のロードスターは「人生を楽しもうー”Joy of the Moment, Joy of Life”」をコンセプトに2015年にソフトトップモデル、2016年にリトラクタブルハードトップモデルが登場。オープンスポーツカーならではの楽しさ、マツダが掲げる“人馬一体”による走りの楽しさなどから人気を得ている。
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今回の商品改良では搭載するエンジンに新技術を採用。「これまで以上に人間の感覚にあった上質にして気持ちのよい人馬一体の走り」を目指したという。
具体的にはロードスターRFに搭載される『SKYACTIV-G 2.0』は、吸気系からシリンダーヘッド、ピストンなどの回転系部品、排気系、サイレンサーなどを改良。高回転域での吸入空気量のアップや吸排気損失の低減などを達成した。
これにより全回転域でトルクが向上し、高回転域では出力特性が15%以上改善。それと同時に最高回転数も7500rpmまで引き上げられた。燃焼システム改善で環境・燃費性能も向上している。
ロードスター搭載の『SKYACTIV-G 1.5』は、SKYACTIV-G 2.0の燃焼改善技術を織り込みながら、レスポンスフィールの向上など、ダイレクトなコントロール感に磨きがかけられた。
あわせて投入される特別仕様車『キャラメル・トップ』は、ソフトトップのロードスターをベースに幌のカラーをブラウンに変更。インテリアには新色のスポーツタンレザーを採用したモデルとなる。
今回の商品改良にあわせ、『アドバンスト・スマート・シティ・ブレーキ・サポート』や車両逸脱警報システム、先進ライトを全機種で標準装備。『AT誤発進抑制制御[前進時]』との組み合わせで経済産業省や国土交通省などが推進する『安全運転サポート車』の『サポカーS・ワイド』に該当する。
これによりマツダが国内で販売する主要7車種はすべてサポカーS・ワイドに該当することになった。
改良が施されたロードスターは全国のマツダ販売店を通じて本日より予約受注がスタート。7月26日に発売される。
価格はソフトトップモデルが255万4200~325万6200円、リトラクタブルハードトップモデルが336万9600~381万2400円となる。
商品改良の詳細など、詳しくはマツダ・ロードスターの商品ページまで。
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