現在位置: carview! > ニュース > ニューモデル > 3月お披露目の「マツダCX-60 PHEV」の主力はPHEVにあらず!? サイズはCX-5よりやや拡大か

ここから本文です

3月お披露目の「マツダCX-60 PHEV」の主力はPHEVにあらず!? サイズはCX-5よりやや拡大か

掲載 更新 127
3月お披露目の「マツダCX-60 PHEV」の主力はPHEVにあらず!? サイズはCX-5よりやや拡大か

ボディサイズはCX-5よりやや拡大か
マツダは現在、SUVラインアップを改編中だ。同社の目下の焦点はSUVラインアップの拡充と電動化。その2点を両立したモデルとして3月8日には「CX-60 PHEV」(写真1と2)を世界初披露する。その予告が日本ではなく欧州向けに展開されたのはマツダファンとしてはやや寂しい気もするが、このCX-60 PHEVは日本でも発売される見通し。そこでCX-60 PHEVがどんなクルマになりそうか予想してみよう。

最近のマツダの車名は、1ケタ数字と2ケタ数字が混在していてややこしいが、将来的には統合されていくだろう。いずれにしても数字が大きくなるにつれサイズや車格が上になるのはこれまで通り。最上級は「CX-90」だがこれは北米向けで、日本では3列シート仕様の「CX-80」を頂点に、2列シート仕様の「CX-60」の展開が予定されている。

マツダ「CX-5」がマイチェンで完熟した! おススメはデキのいいディーゼル、噂のCX-60を待つ必要は?

3月にお披露目予定の「CX-60 PHEV」は、マツダのラージ商品群に位置し、欧州や日本、他地域での展開が予定されている。2列シート車の最大サイズという点では、既存のCX-5と同等かやや大きめのサイズに落ち着くとみられる。公式発表はないがサイズ的には全長が4600-4650mm前後、全幅は1850-1870mm前後になると思われる。

SKYACTIV-X の搭載予定も
パワートレインは今回、マツダ初となるPHEV(プラグインハイブリッド)の設定が予告されている。これは2.5リッター直列4気筒ガソリンエンジンに高出力モーターを組み合わせたもので、最高出力は300hp以上と明らかにされている。PHEVの予告を先行させた理由は電動化への関心が高まっている欧州市場へのアピールだろう。

このプラグインハイブリッドパワートレインが独自開発のものかトヨタから供給を受けるものであるかは明らかではない。が、うがった見方をすれば、今回CX-60 PHEVの国内予告をしていないことと、SKYACTIV-Xなどの独自技術を開発した際はクルマの発表前に先行技術発表を行なったにもかかわらず今回はしていないことなどを踏まえると、PHEVは独自開発ではなくトヨタから供給を受けるもののような気がする。マツダはMX-30に搭載予定のロータリーエンジンを発電機とするEV(写真3)の開発を並行して行なっている経緯もあり、次世代パワートレインの開発部門はすでに大忙しのはずだ。いずれにしても詳細については正式発表を待ちたい。

なおCX-60 にはPHEVのほか、6気筒SKYACTIV-Xや、ディーゼルエンジン、48Vマイルドハイブリッドの設定も予定されている。これらは日本にも導入されるだろう。価格的にはPHEVよりもお手頃のディーゼルモデルが日本では販売の主力となるだろう。

日本導入は2022年後半の見通し
マツダは欧州で2022年以降から2年以内にラージ商品群に2つのニューモデルを投入することを明らかにしており、そのうちのひとつがCX-60で、もうひとつはCX-80である。このほか2022年前半にはスモール商品群のMX-30のEVの登場が予定されている。

なお3月8日はCX-60 PHEVのお披露目の場となり、発売はその後になる見通し。海外メディアはこのCX-60 PHEVを2022年モデルとして報じており、今年中に発売される模様だ。そうなると国内でも2022年後半にはその姿を見られるのではないだろうか。

関連タグ

こんな記事も読まれています

メルセデス・ベンツCLE 詳細データテスト 快適で上質な走りが身上 動力性能と燃費効率はほどほど
メルセデス・ベンツCLE 詳細データテスト 快適で上質な走りが身上 動力性能と燃費効率はほどほど
AUTOCAR JAPAN
WRCラリージャパンSS12恵那での車両進入事案について実行委員会が声明。被害届を提出へ
WRCラリージャパンSS12恵那での車両進入事案について実行委員会が声明。被害届を提出へ
AUTOSPORT web
2024年も記録保持中!? カローラ ロードスター…… ギネスブックに登録された「日本のクルマの世界一」【10年前の再録記事プレイバック】
2024年も記録保持中!? カローラ ロードスター…… ギネスブックに登録された「日本のクルマの世界一」【10年前の再録記事プレイバック】
ベストカーWeb
80年代バブル期に日本で人気だったMG「ミジェット」に試乗! 英国ライトウェイトスポーツの代表格はいまもビギナーにオススメです【旧車ソムリエ】
80年代バブル期に日本で人気だったMG「ミジェット」に試乗! 英国ライトウェイトスポーツの代表格はいまもビギナーにオススメです【旧車ソムリエ】
Auto Messe Web
【正式結果】2024年F1第22戦ラスベガスGP予選
【正式結果】2024年F1第22戦ラスベガスGP予選
AUTOSPORT web
角田裕毅が予選7番手「大満足。アップグレードへの理解が改善につながった」努力が報われたとチームも喜ぶ/F1第22戦
角田裕毅が予選7番手「大満足。アップグレードへの理解が改善につながった」努力が報われたとチームも喜ぶ/F1第22戦
AUTOSPORT web
クラッシュで50Gを超える衝撃を受けたコラピント。決勝レースの出場可否は再検査後に判断へ/F1第22戦
クラッシュで50Gを超える衝撃を受けたコラピント。決勝レースの出場可否は再検査後に判断へ/F1第22戦
AUTOSPORT web
勝田貴元、木にスピンヒットも間一髪「メンタル的に難しい一日。明日はタイトル獲得を最優先」/ラリージャパン デイ3
勝田貴元、木にスピンヒットも間一髪「メンタル的に難しい一日。明日はタイトル獲得を最優先」/ラリージャパン デイ3
AUTOSPORT web
胸を打つ「上質な走り」 アウディQ6 e-トロン・クワトロへ試乗 優秀なシャシーを味わえる388ps!
胸を打つ「上質な走り」 アウディQ6 e-トロン・クワトロへ試乗 優秀なシャシーを味わえる388ps!
AUTOCAR JAPAN
オーテック&ニスモ車が大集合!「AOG湘南里帰りミーティング2024」で見た「超レア車5台」と「中古車で狙いたいクルマ5台」を紹介します
オーテック&ニスモ車が大集合!「AOG湘南里帰りミーティング2024」で見た「超レア車5台」と「中古車で狙いたいクルマ5台」を紹介します
Auto Messe Web
なぜ潰れた? 名車と振り返る「消滅した自動車メーカー」 32選 後編
なぜ潰れた? 名車と振り返る「消滅した自動車メーカー」 32選 後編
AUTOCAR JAPAN
ラリージャパン3日目、SS12がキャンセル…一般車両が検問を突破しコース内へ進入、実行委員会は理解呼びかけると共に被害届を提出予定
ラリージャパン3日目、SS12がキャンセル…一般車両が検問を突破しコース内へ進入、実行委員会は理解呼びかけると共に被害届を提出予定
レスポンス
【F1第22戦予選の要点】苦戦予想を覆すアタック。ラッセルとガスリーが見せた2つのサプライズ
【F1第22戦予選の要点】苦戦予想を覆すアタック。ラッセルとガスリーが見せた2つのサプライズ
AUTOSPORT web
なぜ潰れた? 名車と振り返る「消滅した自動車メーカー」 32選 前編
なぜ潰れた? 名車と振り返る「消滅した自動車メーカー」 32選 前編
AUTOCAR JAPAN
NASCARの2024シーズン終了! 日本からスポット参戦した「Hattori Racing Enterprises」の今季の結果は…?
NASCARの2024シーズン終了! 日本からスポット参戦した「Hattori Racing Enterprises」の今季の結果は…?
Auto Messe Web
ジャガーEタイプ S1(2) スタイリングにもメカニズムにも魅了! 人生へ大きな影響を与えた1台
ジャガーEタイプ S1(2) スタイリングにもメカニズムにも魅了! 人生へ大きな影響を与えた1台
AUTOCAR JAPAN
もの凄く「絵になる」クルマ ジャガーEタイプ S1(1) そのすべてへ夢中になった15歳
もの凄く「絵になる」クルマ ジャガーEタイプ S1(1) そのすべてへ夢中になった15歳
AUTOCAR JAPAN
日本の「ペダル踏み間違い防止技術」世界のスタンダードに! 事故抑制のため国際論議を主導
日本の「ペダル踏み間違い防止技術」世界のスタンダードに! 事故抑制のため国際論議を主導
乗りものニュース

みんなのコメント

127件
  • 劇的に良くはなりそうだが値段も劇的に上がりそう。
  • CX-60が売れるのならCX-5が売れなくなり、CX-60が失敗ならCX-5が売れるだけでマツダとして販売台数が増えるとは思えないのだが。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

291.0422.5万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

45.0405.3万円

中古車を検索
CX-5の車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

291.0422.5万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

45.0405.3万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村