日本で大人気となったグループAレース。基本的に量産ツーリングカーという身近なクルマが主役となり速さを競ったのだからそれも当然。ただ、国内グループAレースの黎明期は「黒船来航」と言われるほど、ボルボやBMW、フォード・シエラなど海外勢の速さが目立った。そんな中、国産勢で気を吐いたのが三菱スタリオンだった。1985年のインターTECでボルボ240ターボやBMW635CSiに対抗できた唯一の日本車と言えよう。
英国選手権で鍛えられたスタリオンが凱旋
ベース車となったスタリオンターボGSRは、シリウスダッシュの名称を与えられたG63BT型エンジンを搭載。
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