トヨタ、「カムリ」をマイナーチェンジし、内外装を一新

トヨタは、「カムリ」をマイナーチェンジし、9月9日から販売した。

今回のマイナーチェンジでは、ハイブリッドプレミアムセダンとして重厚感を感じさせるエクステリアと上質かつ快適なインテリアを実現するため、内外装が一新された。

エクステリアは、ヘッドランプ、フロントバンパー、ラジエーターグリル、コンビネーションランプ、バンパー、ガーニッシュなどを変更。フロントはワイドかつ低めのデザインを採用することで高級感と重厚感を表現し、リアはリフレクターを下端に配置することで踏ん張り感を強調している。

インテリアは、瞬間燃費やエコドライブレベルなど様々なインフォメーションの表示が可能なマルチインフォメーションディスプレイ（4.2インチTFTカラー）を採用。さらに、オーディオスイッチの形状や、ヒーターコントロールパネルの液晶表示、スイッチ形状を変更することで、センタークラスターを立体的な構造とした。また、室内照明も変更されており、夜間のスイッチ照明をブルーにしたほか、フロント足元照明が新たに採用された。

安全装備では、ミリ波レーダー方式による自動ブレーキシステム「プリクラッシュセーフティシステム」や、先行車との車間距離を走行速度に応じて維持するブレーキ制御付のレーダークルーズコントロール、車線の逸脱をブザーとディスプレイ表示で知らせるレーンディパーチャーアラート（LDA）、ハイビームとロービームを自動で切り替えるオートマチックハイビームを「ハイブリッド“レザーパッケージ”」と「ハイブリッド“Gパッケージ”」にオプション設定した。

そのほか、安心で快適なドライブを支援するT-Connect SDナビゲーションシステムなどを「ハイブリッド“レザーパッケージ”」に標準装備、「ハイブリッド“Gパッケージ”」にオプション設定するなど装備面が強化された点も見どころとなっている。

価格は320万7600円（税込）～402万6437円（税込）。