■「フレア」としてターボの復活は5年ぶり
マツダは2022年9月9日に同社の軽自働車「フレア」の一部改良を実施し、ターボエンジンを搭載したグレード「ハイブリッドXT」を追加しました。
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フレアとしてターボ仕様が設定されるのは初代(2017年)の販売終了から5年ぶりだといいますが、今回フレアはどのような改良を受けたのでしょうか。
フレアは、スズキ「ワゴンR」(6代目)のOEMモデルにあたるクルマで、スズキが展開する軽自働車5車種のうちのひとつです。
なお、マツダが2022年現在ラインナップする軽自働車は、すべてスズキからOEM供給を受けるモデルとなっています。
現行となる2代目フレアは、2017年に発売されました。最初は自然吸気エンジンにマイルドハイブリッドシステムを組み合わせた仕様で登場しましたが、今回追加されたハイブリッドXTグレードはターボエンジン+マイルドハイブリッドシステムの組み合わせで登場。
加速時には64馬力・98Nmを発揮するターボエンジンを、3.1馬力・50Nmのモーターがアシストします。
またハイブリッドXTおよび「ハイブリッドXS」(自然吸気仕様)グレードではフロントデザインを中心に新意匠が取り入れられました。
専用デザインのフロントグリル、フロントバンパー、ヘッドライトを採用したほかリアバンパー、リアコンビランプ、アルミホイールも変更し、スポーティさを強調。
内装は黒を基調とした表現で、専用デザインのメーターやブラウンメタリックのカラーパネルが力強く上質な雰囲気を盛り上げます。
なお、もうひとつの自然吸気仕様となる「ハイブリッドXG」も改良前からフロントグリルとフロントバンパーが変更されています。
一部改良したフレアの価格は138万6000円から183万1500円です。
それではここでクイズです。
前述のとおり現行フレアは2代目となるものの、マツダはフレアの前身モデル(ワゴンRのOEMモデル)として「AZワゴン」を長年展開していました。
2012年に登場した5代目ワゴンRのOEMモデルより、フレアへと名前が変更されています。
それではここでクイズです。
スズキ「ジムニー」のOEM車として存在したマツダ版モデルの車種名は、次のうちどれでしょうか。
【1】AZ-1
【2】スピアーノ
【3】AZオフロード
【4】ラピュタ
※ ※ ※
正解は【3】の「AZオフロード」です。
ちなみにAZとは、マツダがかつて展開していた販売店網「オートザム」のことを指します。
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