ボルボ V50 「いい車が安く手に入る 最近はこのクラスも横幅が1800mmを超えるようなクルマがありますが、V50は日本で使うにはちょうどいい車体サイズだと思います。」のユーザーレビュー

いい車が安く手に入る 最近はこのクラスも横幅が1800mmを超えるようなクルマがありますが、V50は日本で使うにはちょうどいい車体サイズだと思います。

2009.3.14

総評

いい車が安く手に入る
最近はこのクラスも横幅が1800mmを超えるようなクルマがありますが、V50は日本で使うにはちょうどいい車体サイズだと思います。
２ペダルＭＴと言えば、三菱のＴＣ－ＳＳＴにはスポーツモードがあり、アウディＡ３、ゴルフにはローンチコントロールがある等、スポーツ志向の機能が盛り込まれていますが、V50にはそういったところが無く普通のＡＴのように使えるところが長所でもあり、短所でもあると思います。
パワーシフトは燃費を向上させるものであって、三菱のＴＣ－ＳＳＴのようにスポーツ走行を楽しむ性格のものではありません。２ペダルＭＴにスポーツ性を求めるのであれば、このクルマは選択肢に入らないと思います。

満足している点

この価格でボルボという名前と２ペダルＭＴという装備が手に入ることを考えると、価格が安い。
排気量が2000ccで、車両重量が1.5トン以下。税金も安い。
同価格帯のアウディＡ３、ゴルフＧＴＩと比べると後席も荷室も広い。子持ちの家族であれば、V50は良い選択だと思います。
ただし、国産の３００万円前後のミニバン(オデッセイなど)と比較すると荷室は広くはありませんので、家族と要検討だと思います。
また、リヤサスの荷室への張り出しが大きく、邪魔な感じがします。
三菱のＴＣ－ＳＴＴと比べると低速時のギクシャク感は無いです。アウディＡ３と似たような感じで通常のトルコンＡＴから乗り換えても違和感は無いでしょう。
標準タイヤは、ミシュランのプライマシーなのでロードノイズが気になるかと思いましたが、それほど気になりませんでした。
ボディカラーが１５色ある点。ただし、グレー系の色が多いので明るめの色(イエロー、明るいブルー)のバリエーションが欲しい。
オプションで選べるインテグレーテッドチャイルドシートは必要なときに出せて、邪魔にならないので便利。

不満な点

パワーは市街地では十分ですが、高速では物足りないかもしれません。
マニュアルモードが助手席側に倒してシフトアップ／シフトダウンになっている点。やはり運転席側に倒す方式のほうが自然。助手席側に倒れている影響か、シフトダウンでシフトレバーを引いた際にレバーが引きにくかったです。
マニュアルモードの操作が、前に押してシフトアップ、後に引いてシフトダウンというのは加速Ｇに対して逆方向なので直して欲しいです。
(国産車でも最近のクルマは後ろに引いてシフトアップが増えてきました。アテンザ、エボＸなど)
サイドブレーキのレバーも運転席側に欲しいです。
ドリンクホルダーがドライバーの左腕のひじのあたりに装備されており使いにくい。ステアリングの右側あたりに付いていると使いやすい。
標準装備のままの内装ではダッシュボードがダークグレー一色で営業車のような感じ。オプションでセンターパネルぐらいは装着したい。
後部座席のドアの厚みがあるせいか、後部座席から降りにくい。
スピードメーターが２６０キロまで表示がありますが、そこまで出ない(出さない)と思うので１８０キロメーターにして目盛りを大きくして見やすくして欲しい。
パワーシフトは追加モデルのせいか紙切れ１枚のカタログ。ボルボに限りませんが、輸入車のカタログは厚さの割りに情報/写真が少なく装備がわかりにくい。装備の詳細はいちいちディーラーに聞く必要があります。

デザイン

-

走行性能

-

乗り心地

-

積載性

-

燃費

-

価格

-

故障経験