トヨタ ウィンダム 「Ｈ６に初期型を購入し、その後二代目に乗り...」のユーザーレビュー

Ｈ６に初期型を購入し、その後二代目に乗り...

2007.2.2

総評

Ｈ６に初期型を購入し、その後二代目に乗り換えました。ウェークポイントが解消された反面、バブル時代設計の初期型の個性が薄れたのが少々残念です。それも進化と受け取れば、なんてことはありませんが。
　初期型は、５年目にバイクに当てられて、フロント側面をやられてしまいました。大破ではなかったのですが、いい機会と思い二代目に買換えました。それでも頑丈でしたね、初期型は。駐車場でバックをしていた時、ブラインドから出て来た軽のフロントと、こちらのリアがぶつかりましたが、軽のバンパーは脆くもへこみ、こちらは無傷ということもありました。
　二代目は、軽量化で、頑丈さは若干落ちたのかも知れません。（事故は無かったのでわかりませんが）こちらは、有り余るパワーを、普段は滑らかさに置き換えて走れました。余裕って奴ですかね、これが。高速の１００キロ巡航が、この車には一番あっていると思います。ストレスを全く感じさせず、マラソン大会の帰り、疲れ切った体には、本当に優しい車です。
　万人向けの車で、この装備でこの価格はお得です。ただ、取り回しには、ご注意を。狭い駐車場では、ゆっくり操作で充分にご注意ください。

満足している点

初期型のシンプルなコックピットに、当時のレクサスブランドを感じました。高級感溢れる室内は、誰を乗せても自慢できました。ドアを閉めるときの「ドムっ」という分厚い音はたまりません。それとリアーのデザインは個人的には秀逸だと思っています。
　二代目になると、車重が２００キロも軽くなりました。初期型の鈍重さが解消されましたが、実はその弊害もあります。それは後ほど。
　Ｖ６ＤＯＨＣ３リッターは、普段は滑らかな乗り心地ですが、踏み込んだ途端、前輪を空転させながら、恐ろしい加速をします。ご注意を。
　ＡＢＳを発揮する機会があり、正面衝突を避けることができました。命拾いしました。感謝です。ＴＲＣは乗っているとわからないのですが、他車に乗れば、その機能を改めて実感します。素晴らしい機能です。
　オーディオシステムの音質も然り。これが当たり前のように感じていると、他車に乗ったときには、耳障りを感じるかも知れません。

不満な点

初期型は２．５リッターだったので、車重にパワーが明らかに劣っていました。熱海の坂を上るのに四苦八苦でした。
　排気の温度が異常に熱いですね。マフラーの排気口に手をかざすと、火傷をするくらいです。あと、エアコンの熱気が車体の底から湧き上がってきます。ＧＳのお兄さんも「なにこれ、熱っ」とか言ってました。夏は要注意です。
　二代目は、車重が軽くなり、ドアの分厚い音が無くなりました。軽量化をするために犠牲になった部分ですね。ちょっと寂しい……。
　冬は太陽光の具合では、ダッシュボードが光に反射して、フロントガラスに映りこみます。見づらくて非常に危険なので、ダッシュボードに黒い布を置いて対処しました。

デザイン

-

走行性能

-

乗り心地

-

積載性

-

燃費

-

価格

-

故障経験