トヨタ ヴェルファイア 「高級車の定義とは．．． この高級車は強いというコピーにひかれて見てきました。 高級車の定義は人それぞれで、１００人のユーザーがあれば１００人の高級につ」のユーザーレビュー

高級車の定義とは．．． この高級車は強いというコピーにひかれて見てきました。 高級車の定義は人それぞれで、１００人のユーザーがあれば１００人の高級につ

2008.5.28

総評

高級車の定義とは．．．
この高級車は強いというコピーにひかれて見てきました。
高級車の定義は人それぞれで、１００人のユーザーがあれば１００人の高級についての考え方がありますから。　それくらい高級車とは普遍性の無いものと私は考えています。　その中で大きなサイズと排気量で立派に見えれば高級車というのがトヨタの定義のようです。　
私の見方では、このベルファイアは高級車とはあまり感じられませんでした。　たしかに装備もそれなりに豪華です。　しかしながら、内装の部品類に高級感がありません。　たとえば、木目を取り入れたハンドルはカタログ写真では高級にみえますが．．．実物はまるで安物の雨傘の柄のようです。　これなら、全部革巻きにしたほうがまだ高級感が出ます。　ということで、私の考える高級車とトヨタの考える高級車は少しずれているようです。　
しかし高級車という見方をせずに、多人数で楽しむ車と見るとこのベルファイヤの良さが見えてきます。　まずは、サイズから当然ですがゆとり十分の室内と大きなシートは昔のタウンエースなどとは次元の違う寛ぐ感覚のものです。　サードシートですら、身長１８５cmの私がゆったり寛げます。　家族と友人と多人数で楽しむと素晴らしいですね。　運転するより、セカンドシートに乗せてもらって寛げたら最高です。　運転者に申し訳ないですが。
３．５Ｌはパワーも十分でしたが、あまりに短距離の走行で走り味は良くわかりませんでした。
２．４には試乗することが出来ませんでしたが、とばすクルマではないのでＣＶＴならば２．４のほうがクルマの性格にはマッチしているかもしれません。装備は落ちますが２．４Ｘなら費用込みで３５０万くらいと内容からすると安いので大人数か大荷物搭載でクルマを使う機会の多い方にはオススメではないかと感じます。　予算が許せばムーンルーフの付くＶ－Ｌエディションも良いと思います。

満足している点

・多人数乗車で生きるともかく広い寛げる室内
（ショーファー的な使いかたで２名乗車というのは、勿論アリですが）
・３００万の最下位グレードでも十分な装備
・標準で７つのエアバッグを装備すること
（必要な安全装備がきちんと標準で付いています）
（事故で犠牲になりやすいコンパクトカーもエアバッグをこのように標準装備で充実させましょう
　ビッツなどトヨタがまず主導になってヨーロッパ仕様と同等の安全性を標準装備で確保してほしいです）
・大きくスライドさせて空間活用を多彩に調整できるシート
（もともと広いスペースをさらに自在に活用できます。）
（余談ですが、こういうシートアレンジの考え方をぜひ次期ポルテには入れて欲しいですね）

不満な点

・一般的な見方として高級車を主張するなら、もう少しお金をかけて欲しい内装
（特に木目調のパーツはクオリティが気になります）
・少人数乗車だと無駄に広い室内
（１～２人で乗ることが多いなら、他のタイプのクルマも検討しましょう）

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験