トヨタ ヴェルファイア 「2列目シートに座らせて貰いたいクルマ 友人の１人に旧型アルファードＶのオーナーが居て、この度の『エグゼクティブパワーシート付きのヴェルファイアに買い換」のユーザーレビュー

2列目シートに座らせて貰いたいクルマ 友人の１人に旧型アルファードＶのオーナーが居て、この度の『エグゼクティブパワーシート付きのヴェルファイアに買い換

2008.7.7

総評

2列目シートに座らせて貰いたいクルマ
友人の１人に旧型アルファードＶのオーナーが居て、この度の『エグゼクティブパワーシート付きのヴェルファイアに買い換えるかどうか悩んでいる・・』との相談を受けました。ツインムーンルーフ装着はないが7人乗りのスポーティーな黒系内装のグレードの奴です。
　現在ミニバンブームなので、友人には現行のエルグランド乗りが1名、旧型アルファード乗りが2名おり、彼らはお互いに、己の愛車の素晴らしさを、競合車乗りに対してけん制しあっている状態なのです。
　話がそれましたが、そんな中、先般たまたまショッピングに出かけた施設にこのクルマが体験試乗車としてやってきていたのです。
　既に、ユーザーレビューでは厳しい洗礼を受け続けているクルマなので、どんなものか？と思いましたが先入観を極力捨てて検証してみました。
　こういった豪華系のＬクラス・ミニバンの価値観を何処に重点を置いて評価するかで、よくも悪くも形容できるのですが、あくまで何人かのゲストを乗せてあげるミニバンとしてのポイントで、現行のこのクラスでは秀逸の１台といって良い車だと思います。
外観、特に真横からのシルエットはなかなかスタイリッシュで均整の取れた美しいデザインでした。
　ライバルのエルグランドとは又違った独特の雰囲気を醸し出しています。
発売当初はエルグランドの株が上がるか？とも思われましたが、なかなか手ごわい刺客が現れましたね。

満足している点

（今回のレビュー・サンプルは、この度の目玉アイテムの例の飛行機のようなシートを2列目に装着したグレード【エグゼクティブパワーシートつき＜友人が欲しい奴＞】を元に書いていますので、他のアレンジを選択の場合はイメージもチョット変わるかもしれない旨を加えておきます）
　上述のとおり、運転する人の感じるポイント、助手席に乗車する人の感じるポイント、2列目に乗車する人の感じるポイント、3列目に乗車する人の感じるポイント、がそれぞれに違う感情を持つクルマであろうと感じました。
　では、どの席の人が最も幸せを感じるかなのですが、　①特等席：2列目【エグゼクティブパワーシート】　　②次点：助手席【助手席パワーオットマン付き】　　③次々点：3列目　④運転席との評価＜個人的な感想ですが・・＞を持ちました。
　やはり、２列目の【エグゼクティブパワーシート】あの椅子は座り心地も包まれ感も、屋根との空間もほどよく考えられた空間になっており、座っているだけで寝てしまいそうで一度リラックスポジションで座れば降りたく無くなってしまうほどに快適でした。
　この、感覚は、現在知ってる他の国産のＬサイズミニバンの中ではかなりポイントが高いですよ。
　助手席【パワーオットマン付き4ウェイパワーシート】は、あくまでNISSANティアナの『御もてなし』的なシートですが、やはりアレンジ次第では快適ですので、長距離もかなりラクそうでした。
　まさしく『内装のトヨタ』って言葉が浮かんでくるようなクルマでしたね。
特に装備面では、レビューで叩かれているほどにネガなイメージはありませんでした。

不満な点

逆に、ここまでくると気になるのは運転者の扱いです。
＜一般的には、運転者　＝　オーナーさんの可能性が高いと思います＞
　運転席は、当然ながらある程度の快適装備は可能ですが【フロントパワーシート・8ウェイ】、2列目、助手席のような超リラックス空間という感じではなく、あくまでコクピットの域。
　居眠り運転などを誘発しないような設計なのでしょうが、もし自分がこのクルマの持ち主だったら、運転席でハンドルを握るのではなく、是非とも快適な2列目のリラックスシートの乗車を強く希望しますね。
　ですから、このクルマ　『乗せて貰うにはとても嬉しい』ですが、反面『ドライバーは同乗者の為の、運転手さんですか？』と感じてしまいました。
　ハイヤーやリムジンタクシー、としては嬉しいのですが、自分なら買ってもきっと運転席の譲り合いをしてしまいそう･･そんな感じを受けました。
　その旨を、旧型アルファードＶの例のオーナーに伝えたところ『車検を通して暫く様子を見てみる！』ってコメントが返ってきました。
　理由は、上述のコトもしかりですが、やはり現在の愛車、旧型アルファードに対して外観の変貌度合いは思ったほどではなかったからの事が大きな理由のようです。
　しかしながら、特にこのグレードは家族に喜んで欲しいお父さんや、サークル等の友達に喜んで貰いたい諸氏にはお勧めできる１台だと思います。これを持っていれば人気ものになれるかもしれません。
　ドライビングプレジャーや、ドレスアップコンセプトが強い向きには、このクルマ以外にも、他の車種の選択肢も色々と考える余地はあるでしょう。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験