トヨタ マークXジオ 「世界最速の３列シート車です。　 ＢＭＷ５シリーズ セダンからの乗り換えですが、 セダンに飽きたので、そこそこ走れて質感のあるワゴンやハッチバッ」のユーザーレビュー

世界最速の３列シート車です。　 ＢＭＷ５シリーズ セダンからの乗り換えですが、 セダンに飽きたので、そこそこ走れて質感のあるワゴンやハッチバッ

2009.1.11

総評

世界最速の３列シート車です。　

ＢＭＷ５シリーズ セダンからの乗り換えですが、
セダンに飽きたので、そこそこ走れて質感のあるワゴンやハッチバック系を探
していましたが、輸入車を含めて数十種類の車を乗り比べて、結局マークＸジ
オの３５０Ｇに決めました。

一番の決め手はＶ６エンジンですね。６ＡＴの制御も秀逸。
同じエンジンはエスティマやアルファ-ドにも採用されていますが、エスティ
マより１５０キロも軽く、アルファードとは３００キロも軽い車体ですから、
アクセルを踏み込めが加速は強力です。
１００キロまで６秒台で駆け抜けます。（２．４Ｌなら１０秒後半程度）
最高速もリミッタ-を外せれば２５０キロぐらい出るでしょう。

普段は非常に静寂でジェントルな印象ですが、アクセルを踏み込めば心地よい
サウンドの変化とともに強力な加速も味わえます。
普段使いには必要十分だが実用エンジンの印象が強い直４に対し、Ｖ６はパワ
ーもサウンドもプレミアムを味わえます。

驚いたのは燃費の良さ。
良いといっても直４＋ＣＶＴの２４０Ｇよりは悪いのでしょうが、Ｖ６＋６Ａ
Ｔの３５０Ｇでも普段の通勤で常に9キロを超えてます。3.5Lで280馬力の車がここまでの燃費を出すとは考えてませんでした。　ちなみこれは排気量もパワーも倍くらい違う１２年前の三菱ＧＤＩレグナムとほぼ同じ実用燃費。時代の進歩の大きさを感じます。

走りも想像以上でした
足回りはＴＲＤのサスキットを入れてますが、納車前は正直硬すぎだったらどうしようかという心配をしていたのですが、心配は杞憂に終わりました。さまざまな状況で走ってみて、ノーマルよりバランスが良いと感じます。固めではありますがガチガチではありません。ワインディングでの限界走行や、超高速コーナリングでも破綻しないのに、普段の走行でも同乗者から乗り心地の評価は良好でした。

マークＸジオの３５０Ｇは、いろいろな面で知る人ぞ知る車ですね。一見地味
な外見ですが、実は外見からは想像できないくらい高性能な車だったりします。
なのに輸入車みたいな高額ではないし、実は燃費も良かったり、地味な外見
に見えるが、実はプロポーションは抜群でちょっと手を加えれば大化けして美
人になってしまう。
そこのギャップが一番の魅力かも。

満足している点

2GR-FE 3500cc V6エンジンのパワーとフィーリング。
重量が1660kg. 3.5Lで280馬力もある割に燃費が良い。
超高速でも、ワインディングでの限界走行でも破綻しないが、といってもガチガチではない、絶妙なTRDサスキットの足回り。
乗り降りもしやすく、使い勝手も良く、かといって走りのバランスも損なわれない絶妙な車高と車幅。
ミニバンとしてはミニマムかもしれないが、ステーションワゴンとして考えると広い室内、豊富な積載量。
近未来的なイメージの室内のデザイン。ちょっとお化粧するだけで、格好良く変貌するエクステリア。賛否両論いろいろあるかもしれないけど、デザイナーの新ジャンル開拓へのチャレンジには好感。

不満な点

運転席、助手席はまだ調整できるのでなんとかなるし、３列目は非常用なので現状で十分。
問題は２列目のキャプテンシート。サイズも調整もしっくりこなくて、どうも落ち着かない。
ドアの開け閉めの時の音と振動がミニバン的でプレミアム性を落としているような。

デザイン

-

走行性能

-

乗り心地

-

積載性

-

燃費

-

価格

-

故障経験