トヨタ マークXジオ 「もしも、トヨタがアヴァンシアを造ったら・・・」のユーザーレビュー

セフィロー セフィローさん

トヨタ マークXジオ

グレード:エアリアル(CVT_2.4_7人乗り) 2009年式

乗車形式:マイカー

評価

5

走行性能
4
乗り心地
4
燃費
4
デザイン
5
積載性
4
価格
-

もしも、トヨタがアヴァンシアを造ったら・・・

2020.4.4

総評


いくつかの細かい欠点?はあるけど、それら全てを流麗なフォルムが帳消しにしてくれる。

今後、こんなコンセプトの車はもう出てこないと思うので、他人(ひと)と被りたくない中古が欲しい人には超絶おススメ!





満足している点
コンセプトカー「FSC」のデザインエッセンスを可能な限り凝縮・反映させた流麗かつ思い切ったエクステリア。
いい意味で「トヨタ車”らしくない”トヨタ車」(笑
この手のフォルムが好きな人には堪らないと思う。


まずすれ違うことがないライトブルーマイカM。
ましてや、エアリアルで・・となるとw


空力性能考慮を謳っているだけあって、いたるところにその苦心が窺えるアイテムや形状が備わっている。
特に、アンダーフロアのカバーはもはやディフューザーと呼んでもおかしくないレベルの造り込み。
「ワゴンでここまでやるか?」って感じですw


ジャンル的にはワゴンとミニバンの中間なので、SUVなみのアイポイントと乗降性で運転が楽。
ランバーサポートが付かないのは不満だが、それでもホールド性はそこそこ評価できる。


3列シートのミニバンとして見るとやや狭いが、2列シート+αのワゴン車として鑑みると、非常に広大なスペース。
2列席足下の空間も必要十分以上で、2列席を最後端まで下げると、まさにリムジン。
  

ウェルカム機能の備わるメーター類。
アンロックで「MARK X ZiO」のロゴが浮かび、イグニッションONで全ての指針が振り切れて戻る。
ワンテンポ遅れて動くエアコンダイヤルの指針も心憎い演出。


驚くほどのモノではないが、ドアミラーヒーターが備わっている点。
雨の日や寒冷時には非常に重宝する。


ステアリングリモコンがとても便利。
(ラクティスですっかり味を占めてしまったアイテム)


説明書が無くてもほぼワンアクションでバタッバタッと素早く展開出来るシートアレンジ。
自分のがパワーシートでないので、尚更そう感じる。


おまけで付いていたクリアランスソナー&バックソナーが意外と便利。
















不満な点
「無い!」と言いたいところだが、細かい点でいくつかある。

何はともあれ、助手席アッパーボックスリッドの剥がれがひどい(ひどかった)。
結構な確率で発生しているようだが、何故リコールにならなかったのでしょう??
ま、自分で修理したからどーでもいいんですが(爆


余りにも丸っこいデザインの為、前後方両端の感覚をつかむのに苦労する。
1日あれば慣れるけど(笑

ZVW40/41ほどではないにしろ、回頭性がイマイチ宜しくない。
ラクティスで楽に転回できた場所が2回切り返しが必要になってしまった(笑


電動格納式ドアミラーが自動格納ではないこと。
市販のキットで対処出来ますけど、このクラスであれば、ライン装着であってもおかしくないでしょ?


スカスカ感丸出しのエンジンルーム。
カバー類は2GR-FEが体よく収まる設計となっているため、2AZ-FEがそこに載ると隙間だらけでみっともない(爆


前照灯のポジションランプとターンランプの交換が大変過ぎる。
手が中々入りません(笑


リヤコンビのソケットのピンが割れやすい。
早速、LEDに交換時、両方とも1枚づつ割れてしまった。。


ランバーサポートが備わらず、シートバック裏面から押すと、骨格部が手触りでわかってしまうフロントシート。
正直、こういう部分は手を抜いてほしくなかった。。


このクラスでパドルシフトはおろか、クルコンすら無い。
(ゆったり流す性格の車だからこそ必要なアイテム!!)


6人乗りの使い勝手の悪さ。
(私はこれが嫌で7人乗りをチョイス)







デザイン

5

FSCのエッセンスを受け継いでいる時点で全部が好み。
2020年代でも通用する。
いい意味で「トヨタ車らしくない」点が◎。

インテリアは良くも悪くもトヨタ臭がするが、嫌味な印象はない。
走行性能

4

エアリアル自体、V6・3.5Lの2GR-FE(GGA10)が無く、2.4L・直4の2AZ-FE(ANA1#)しかないのだが、これが(鼻先が軽いこともあって)意外なほどトルクフルで、Super CVT-iとの組み合わせでも1.5t超のボディをストレスなく引っ張ってくれる。

熟成された2AZは一昔前のV6に迫るほど静粛性が高く、これで十分と思わせる器を持っている。
経済的な面を考慮すると、このクルマは2.4Lが正解かもしれない。

CVT自体、多少のモッサリ感があるのかと思いきや、トルコンATと張り合えるほど緻密なシフトを披露してくれる。





乗り心地

4

とてもブレイドをベースとしているとは思えないほど重厚で、マークXの名に恥じない乗り味。
後半分を新造し、ホイールベースを2780㎜まで引き伸ばしたことが功を奏している!?


エアリアルは18インチタイヤとの組み合わせだが、ストロークが長めのサスとの相性は悪くなく、タイヤの選択次第では変な突き上げもさして気にならず、十分快適。
(現在はダンロップ・ルマンⅤ)
今のところ、他の席から苦情は出ていない(笑

積載性

4

見た目に反し、積載容量は多いほうだと思う。
4人乗車でも大型スーツケース4つは余裕でイケそう。


スパシオのCMよろしく「ゆったり2列、ときどき3列」がコンセプトの為、3列目はエマージェンシーレベル。
かといって、大人は無理なのかと言えばそうでもなく、1~2時間程度の着座であればあまり苦にならない。


メーカーの推奨は6人乗りだったが、この車については間違いなく7人乗り(5人乗り)のほうが使い勝手は良い。



燃費

4

まだ200㎞も走っていないので大雑把な数字とはなるが、市街地メインで燃費計読み9.5~10㎞/L。
可もなく不可もなく・・・。

高速主体であればもう少し伸びてくれる・・・ハズ。
価格

-

故障経験
運転席シートベルトのリデューサーが鈍くなって無償交換したぐらいですかね。

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