トヨタ マークII 「買った気にならない車 父親がマークIIが欲しいと大騒ぎをしてオルタネーターを修理すればまだまだ乗れたルーチェから無理やり買い換えました。 　トヨタの上」のユーザーレビュー

買った気にならない車 父親がマークIIが欲しいと大騒ぎをしてオルタネーターを修理すればまだまだ乗れたルーチェから無理やり買い換えました。 　トヨタの上

2008.7.19

総評

買った気にならない車
父親がマークIIが欲しいと大騒ぎをしてオルタネーターを修理すればまだまだ乗れたルーチェから無理やり買い換えました。
　トヨタの上級サルーンらしくそつのない出来で作りこみも良く、走りにもストレスを感じず・・・と良いことずくめの様に思われていたのです・・・が、当の父親がすぐに飽きを感じてしまい、ただの移動の道具として乗り続けて、次回の車検でタイミングベルト要交換と言われるとあれほど欲しいと大騒ぎをして買ったにもかかわらずあっさりと乗り換えてしまいました。
　次はマークXに・・・と言っていた父親もこの車を買ったディーラーから「売ってやる」的な態度を取られて完全に立腹し、ティアナに買い替えてしまい、もうトヨタの車に買い替える気は失せてしまったようです。

満足している点

スムーズな走行フィールと静かなエンジン音・・・前車のルーチェのV6エンジンが100メートル離れたところからでも認識できるくらいにうるさいエンジンだった為その差は歴然で、静かな室内は特筆ものだった。それとスムーズな回転フィールも特筆もので軽く踏んだだけで思った通りの回転数まで引っかかりなく回る。
　室内の装備類は良く揃っている・・・基本装備に加えてトヨタらしいかゆいところに手の届く装備類はさすがのもの。大きく、開閉フィールも上質なコンソールボックスや小物入れや当時としては珍しかったキーレスエントリー、好みにより車速検知機能を手動で解除できる集中ドアロック、運転席のパワーシートと言ったところもポイントが高かった・・・しかし、前車がバブル期のマツダのフラッグシップサルーンのルーチェだっただけに後席のスポットランプや、後席用ライター、人数分の灰皿等が無かったのは少し残念だったが・・・。
　思った以上に速いエンジンとしっかりした走行フィールはこの車の第一印象を変える。
　明るめの内装色で室内が実際以上に広く感じられる。

不満な点

静かでスムーズに回るがフィーリング感に欠け機械が勝手に回っているという印象を与えるエンジン・・・日産のRBエンジンとは逆で回していても面白みに欠ける。
　インパネのデザイン・・・正直、作りこみは悪くないが「これってカローラのインパネと何が違うの？」と思わせられる。
　室内のウッド調パネルが思いのほか熱に弱く、太陽光で表面が溶けたり、リアフェンダーの内装が薄く、トランクの中から叩くとフェンダーがぺナぺナたわむ。ちなみに知り合いの100チェイサーでは荷物を積んで山道を走ったらフェンダーが逆エクボだらけになった・・・折角の広いトランクもこれでは台無し・・・。
　トランクが昔ながらのヒンジを使った方式のため、かさのある荷物を積むと荷物が潰される。
　シートの出来が悪く、どうポジションを替えても腰痛になる。腰が弱く、シートを社外品に交換したくない方にはこの車はお勧めできません・・・この点は昔のトヨタ車の典型ですな・・・。
　昔のトヨタ車から比べると良くなってはいるが、ステアリングに路面状況が伝わりづらいためちょっとダルい・・・ハンドリングは良いのにこれでは残念・・・。
　リアバンパーの角はちょっと擦っただけでもボロボロと塗膜が剥がれて地が露出するため醜い。
　個人的には80系に似ているフロントは好みでは無いし、リアのランプ周りも唐突すぎて変・・・スタイルはクレスタやチェイサーの方がまとまりが良い。
　サッシュ周りのゴムが劣化するのが早く、風切り音がある時から気になるようになった・・・ハードトップだから仕方ないかも知れないが、個人的には110以降のようにセダンボディにして欲しかった。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験