トヨタ クラウンエステート 「フロントきりっとした顔つきが気に入ってい...」のユーザーレビュー

フロントきりっとした顔つきが気に入ってい...

2003.4.27

総評

フロントきりっとした顔つきが気に入っています。ロイヤルのまろっとしたスタイルをわずかな変更で、走りをイメージするスタイルに変えているところは上手さを感じる。リアは、はっきり言って間抜け、特にマイナー後の丸目8頭はダサ過ぎ、メルセデスやビーエムの美しい造形美は到底国産車には無理なのだろうか？またこの車の存在自体がなんとも不思議で中途半端。もともとこの車はふわふわ快適移動空間のクラウン、それを販売数減少の危機を感じ、購入層の若返りと新規開拓を狙ったのだろうが、そもそもその考え自体が中途半端なクラウンにスポーツタイプというアスリートを造りだし、そのワゴン版エステートを生んでしまった。アリストのワゴン版を作った方が高級スポーツワゴンとして受け入れられただろうに、しかしアリストワゴンとなると価格はVで440～460万位になってしまうだろう。果たしてこんな価格帯が売れるのだろうか？ブランド力を持たないトヨタでは無理だろう、ナビやその他OP、諸経費を入れれば600万近くに、この価格帯のワゴンを売るには、デザイン力、センスの無い国産車では無理だろう。クラウンエステートの価格帯が限度だと思うしエステートもさほど売れていない。クラウンはロイヤルにアスリート、セダン、コンフォート、エステートどれを売ってもクラウンの販売数になるし、売りやすかったのでしょう。しかしクラウンという名前は嫌だけどクラウンだからこその快適さ心遣いがある、そしてそこそこのスポーツ性もアスリートで手に入れた。なんとも中途半端であるが、わたしの欲しかった車は国産高級ステーションワゴンであったから結局ちょうど良かったし、大変気に入ってはいる。運転する楽しさが少し足りないが、長距離運転しても疲れないし、エンジンは静かだし、振動もすごくよく抑えられていて、快適装備も満載だ。あとは、しっかりしているけどしなやかな足回りがあれば完璧に近い車だと思う。（高級ステーションワゴンとして）

満足している点

とにかく静か、単純にｄBでは測れない静粛性がある、ステアリング、ダッシュボード、ドア内側パネル、シート、床などに伝わる振動が非常に少ない。内装は造り込みがしっかりしていて使い勝手が良い。各種ボタン操作もちょと面倒な操作でも直感的に使える。これはクラウンに乗る年齢層を考慮した結果だと思う。エンジンはマイナーでドッカン的なところが改善されているようで乗りやすい、またあっという間に限界速度まで達してしまう速さもある。安全運転なのであまりアクセルを踏み込むことも少ないが、いざという時には、やはりありがたい。3000回転ちょともまわしてやればそれなりに加速していくのでストレスがたまらない。トラクッションやVSCも程よく制御してくれるので安心、雪道では無理にアクセルを踏み込むと車が向きを変えるが、これ位のワンクッションおいた制御の方が自分の好みでもあり良いと思う。足回りはロイヤルやエアサスのの様なふわふわ感がなく良い。室内、荷室が広い、室内幅は広く快適だけど車幅は1,765ｍｍとそれ程でもない、また四角い形と車幅灯もあり非常に見切りが良く運転しやすい。

不満な点

トノカバーがとにかくうるさい。ダッシュボード内から時たまカタとかパチという音がする。コストダウンの影響や詰めの甘さを感じる、この辺はトヨタ車にあってはならないことだと思う。純正オプションの17インチアルミタイヤはとても重く、タイヤは硬く直進性も悪い、このせいで小さなショックも大袈裟に拾いガツンとくる。クイィクイィと曲がってくれるけど、さほどコーナリング性能は高くない、またブレーキング時止まる前にガーガーと一定でない音がする。純正16インチの方がバランスが良い。またフェンダーからタイヤが引っ込み過ぎとホイールハウスが空き過ぎでかっこ悪く、やっぱりトヨタ車だなあとつくづく思う。この辺は軽量鍛造18インチアルミとコンフォート系タイヤプラス窒素ガスによりだいぶ良くなりました。装備では、バックモニターの設定がマイナー後にされなかったのはがっかりです。あとシートメモリが無いのは二人以上の人が運転するには非常に不便でこのクラスの車についていないとは、、せめてオプション設定してほしかった。あと最近のトヨタ高級車用シルバー色IC0は黄色みがかっていてカッコ悪い。こう思っている人はかなりいます。高級感を狙ったのだろうけどこれは失敗だ。後、超高速時ステアリングが軽すぎ、トヨタのプログレッシブステアリングは大体そうだ。車速感応型なのにさほど変わらない。これは凄く神経を使うし、危険だ。まあそんなに飛ばす方が危険だが、実際それだけスピードが出るのだからしっかりとした重さを与えてほしい。ブラック内装のグレイの木目調パネルよりセルシオＥＲバージョンのブラック内装に明るめの茶色パネルの組み合わせの方が良い思う

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験