ターボ車って全然違いますか？ 前々回ターボ車に乗っていて前回ノンターボでしたがあまり違いが分かりませんでした。 ちなみに毎日山道通ってます

Answer 1

昔のターボは過給圧を機械的に制御していましたが、今のターボは電子制御化されています。この電子制御により同じターボ付のエンジンでも燃費重視とパワー重視の2種類の制御方法があるんです。

「ダウンサイジングターボ」というのは聞いたことがあると思いますが、これは燃費重視の設定をされたターボです。

従来のターボは過給圧を機械的に制御されており、過給圧が設定された上限を超えそうなとき時に排気をバイパス(ターボチャージャーに送らない)させ、過給圧が設定された上限を超えないようになっていました。そのため基本的には常時ターボによって過給がかかった状態だったわけです。

ダウンサイジングターボは電子制御により過給圧をコントロールできる。加速時などパワーが必要な時だけターボを利かせ、定速走行時などエンジンに負荷がかからない時は排気をバイパスさせて過給がかからないようにすることもできるわけです。
この方式を採用したのがダウンサイジングターボで、「ノーマルオープン制御ターボ」とも言われます。

パワーが必要な時だけターボがかかり、通常時はNAと同等。そのため燃費の良さと加速の良さを両立できるターボになるんです。

現行及び先代のワゴンRのターボ付はこの「ダウンサイジングターボ」です。
加速時に大きくアクセルを踏み込めばターボが効くので加速が良くなる。しかし定速走行させているときはNAと同じ。しかもNAに近い加速感を得られるような設定になっているので、実際のところ一般道を普通に走っている分には大きな差は感じにくくはなっています。
※急激にアクセルを大きく踏み込めばターボ特有の加速感が得られますが、程よく踏み込んだ時はNAよりも多少加速が良い程度になっているんです。

ちなみに同じスズキ車の先代のアルトには、NAとターボ付のワークス/ターボRSがありました。
こちらのワークス/ターボRSは現行ワゴンRと同じR06Aのターボ付が搭載されていますが、設定が全く異なり従来型に近い「ノーマルクローズ制御」という方式が採用されています。

この方式では常時ターボが利くため、NAとは全く異なるパワーが出る設定になっている半面、燃費がNAよりもかなり劣るというデメリットが有ります。
しかし同じターボ付エンジンでもワゴンRとは異なり、NAとの差が大きい加速感を得られる設定になっています。

今のターボ付エンジンは、昔のターボのようにパワーを得るための手段として設定されているものと、燃費重視で＋αの加速感を得るためのターボの2種類があるので、「ターボが付いているからNAよりもはるかに速い」とは言えないものも多いんですよ

質問者からのお礼コメント

ありがとうございます！

Answer 2

車によりますね。
差がある車種だと全く別物って感じになります。

Answer 3

一般道での動力性能はエンジンだけで決まる訳ではないですからね。
車体の重さや変速機の種類や設定で印象が変わります。
とりあえず、同じ位の重さの車体で同じタイプの変速機を使ってる場合だと、NAと過給器付きではハッキリと分かるくらいに違いますよ。

Answer 4

車種によります。
エンジン排気量を小さく、燃費をよくするためのターボは遅い、
パワーを求めて作った車は早い。
簡単に言うとこんな感じです。

Answer 5

クルマの重さとエンジンの最大馬力次第で如何様にもなりますよ。
ぶっちゃけ先代アルト 650kgでノーマル52PSとタント950kg でターボ64PS でアクセルベタ踏みの片側2車線の国道の登り坂や平坦な高速で本線に加速流入の体感が近似した私の体感ですね。
燃費もタント級ならばかなりの悪化ですね。
先代アルトのワークスとノーマル比較でならば似た車重なのでワークスのターボの凄さが実感出来ますね。

Answer 6

「ターボだから」「ターボでないから」ではなく、要するに車重に
対してどれだけの馬力とトルクを発揮するかです。
その車の諸元表で確認すればすぐわかりますよ。
ターボは比較的小さな排気量で大きな力を出すためのもので
ターボだからパワーがあるというものではありません。

Answer 7

全然違いますよ。
違いがわからないならば余程鈍感なのか、乗った車種が極端に違うのかと思いますよ。