スズキ グランドエスクード 「ジープ系４WD最高のコストパフォーマンス...」のユーザーレビュー

ジープ系４WD最高のコストパフォーマンス...

2003.5.10

総評

ジープ系４WD最高のコストパフォーマンスを持つ車ではなかろうか、しかもヒュンダイではなくスズキです。日本車です。この値段でラダーフレームが付いているんです。2000cc乗用車ではありません。あれも付いてこれも付いて７人乗れて、多少の事は我慢しましょうお父さん。と、納得出来る車です。

満足している点

車両価格が他社に無い低価格である。ツインエアコン、アゼストオーディオ、シートヒータ－、等々標準装備品においては不満を持つ人間はいないであろう。動力性能においては低速から高速域まで日産VQエンジンの様になめらかでトルクフルである。私は、北海道在住ですので冬道でのこの車の利点をひとつ、ジープ系RVでありながら乗用系のタイヤサイズを使っている点は強味である。なぜなら４WD用スタッドレスタイヤはどのタイヤメーカーも乗用車用スタッドレスタイヤよりも氷上性能が低く設定されているので氷結路が多い地域では乗用車用スタッドレスタイヤを履ける事はありがたい限りである。またジープ系４WDでそれが出来るのもエスクードシリーズくらいであろう。標準車のアメリカ的まったりデザインを忘れさせるフロントグリル、エアロバンパー、サイドステップリヤアンダースポイラー私はガンダム君と命名しました。

不満な点

これ位の室内空間を持つ国産車すべてに共通して言える事ですが北海道の厳寒期にはヒーター風量が足りない点。三列目座席は足元寒々です。豪雪時にはデフモード固定風量全開でも雪によるフロントウインドゥの結露曇りを飛ばしきれません。さてこの車の不満点ですが高コストパフォーマンスのしわ寄せがシート全席に現れた様です。Dr、Pssシートは太目の人には申し訳ない幅二列目、三列目シートは座り心地が悪い訳ではないが肉薄クッションで見た目にチープである。ラゲッジに関しては三列目シ－トをたたんだ時にシートバック部分が平らにならない点、更に二列目シートをたたんだ場合三列目との隙間が有り過ぎ、小物をバラ積する場合には少々不便であり、車中泊をするには二列目三列目の隙間と段差は大いに気になる所である。ステアリングに関してフロントストラットの剛性不足なのかセッティングなのかはたまたOEタイヤの特性なのかこれだけホイールベースが有りながら直進安定性はちと悪い点。２，７L、V6、ツインカム２４バルブなのに見劣りするスペックせめて２００馬力の声を聞きたいな。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験