日産自動車は国内５工場で通常の環境を逸脱した排ガス・燃費測定試験が行われていたことや測定値の書き換えが行われていたことが確認、 ただ 排出ガスの 保安基準適合性及び 諸元値 を担保できているか

Question

燃費 の諸元値 を担保でき ているか 確認の結果問題ないので
リコールはしない と記者会見で述べてます。

質問１．問題ないのになんで書き換える必要があるのでしょうか？

２０１６年だったか三菱自動車は軽の燃費の測定方法がまずくユーザーに１０万円／台
の返金、さらには軽以外の車種でも数万円を返金しました。
三菱自動車の件、道路運送車両法に抵触しないから景品表示法違反だったかで
罰しました。
質問２．日産や富士は罰金もなければ、操業停止もなしでユーザーへの返金もなし。
もしそうなら、悪いことしましたって記者会見してるのに何もおとがめがないってのは
おかしくないでしょうか？

Answer 1

国土交通省の怠慢に尽きる。
早急に解体しましょう。
車検制度も要らない。

整備工場の車検とディーラーの車検と車検代行の何が違う？

違うが発生するのは、修繕能力の有無だけ。

偽物オイルエレメントなら￥300円の仕入れ。

再生エンジンオイルなら、￥30円／リットル。

カーナビならワンセグタイプで新品￥40000円。

量販店？ぼったくり販売店でしょう。

本題

そんなのは氷山の一角。

ブレーキ点検なんてエエ加減が多すぎの整備工場やディーラーだらけ。

ディーラーに行って立会い車検をし、整備記録簿の通りやってるお店見たことないよ。

もし全ての整備工場やディーラーが作業してたら、車が壊れるはずがない、高々70〜80万キロ程度で。

スズキのキャリーでも、平気で走ってる。

ユーザーにバレない様に壊れる様に作らないと儲からん。
手抜きしてバレなきゃボロ儲けって、事が国土交通省の通達。

エコカー減税もそれ。

Answer 2

排ガス浄化関係の開発に携わっています。
以下、回答します。

>質問１．問題ないのになんで書き換える必要があるのでしょうか？

出荷時の抜き取り検査は規制値以下に収める必要がありますが
自働車メーカーは、それとは別に社内で独自の規制値を設けています。

例えばNOxは0.10g/kmが規制値ですが、社内出荷時の規制では
0.05g/km以下にするという感じです。
（この数値は開発の段階で決まってきます）

だいたい1千台に1台を抜き取って評価するので
10万台売れる車なら100台評価する事になります。

例えば100台全てが規制値の0.10g/km以下であっても
平均が0.09g/kmであったら「評価していない9.99万台のうち
何台かは規制値を超えているのではないか？」と
思われてしまいます（ここは統計的に判断するのですが）。

ところが100台の平均が0.05g/kmであれば
評価していない9.99万台は大丈夫だ、と自信を持てますね。

その社内規制を外れたのが原因です。

社内規制だから別に問題ないと思われますが、
超えた場合、何で超えたのか、関係部署とあれやこれや
と打ち合わせが入り、結構面倒な仕事が増えるのです。

本来の仕事とは別な仕事が入るのだから
面倒な事このうえなく、技術者としては関わりたくない
仕事です。

そこが改ざんの動機になります。

いちおう念のために言いますが私は本件の部外者であります（笑）


>質問２．日産や富士は罰金もなければ、操業停止もなしでユーザーへの返金もなし。

そもそも排ガス、燃費試験は以下のサイトにある絵の試験室で
決められた走行パターンで評価します。

http://www.ataj.or.jp/technology/chdy_technology.html

決められた走行パターンを走れば同じ値が出る、
と思われますが、実はここに落とし穴があります。

同じ走行パターンでも運転手の上手い下手（＝アクセルの踏み方）
によって燃費、排ガスは±30%は変わってきます。

本来ならメーカーはセンター値、例えば20km/Lの結果を
出して申請するべきですが、カタログ燃費は販売台数を
左右しますので、メーカーは訓練された運転手を使って
+30%の26km/Lを出して申請します。

一方でこの行為は法令違反でも法規違反でもなく
強いて言えばモラルの問題です。

ただモラルは販売台数には勝てないのです。

しかし問題なのは量産工場。

生産された車でも同様に+30％の値である26km/Lを
出す必要があり、当然訓練された運転手を用意する
必要があります（同じ試験で燃費と排ガス評価をするので
燃費が悪い＝排ガスが悪いになります）。

しかし訓練するにも費用が掛かります。
だから初心者に運転させたら社内規制を超えてしまった、
でもそれを真面目に報告すると、、、
となり改ざんの動機が生まれます。

一方で社内規制を超えたからといっても車が不良品である
わけでもなく、またお客さんにも迷惑がかかる話ではないので
（その車だけが燃費や排ガスが悪いのではないのだから）、
これまた改ざんの動機が生まれます。

ここまで読んで頂けたら分かると思いますが、
この件で罰金も操業停止も起きないのは
もっともなのです。

もとを正すと燃費試験で訓練された運転手を使う事に
問題があります。そこを正す必要があり、
そのためには国交省の予算を増やし、
国交省の人間が運転をするべきですね。

それをしない限りこの問題の根本は解決されないと思います。

Answer 3

排ガス値のCO2
燃費が出てないから水増ししたのかな？

Answer 4

大変おかしい話ですよ

しかし国土交通省との綿密な調査と報告、検証が行われた結果の記者会見ですから、終息に向かいます

なぜ書き換えが必要だったかは、検査基準の環境を満たしていないために、改ざんを行なっていたと思われます

恐らく、改ざんの意識はなくて、適正に修正している感覚だったのではないかと思われます

真面目に仕事していたら、それが改ざんだったということではないかと思います