どうして箱バンの４ＷＤは２駆と４駆の切り替えがボタン１つなのに、軽トラックはレバーを引き上げるような方法なんですか？

Question

仕事で軽トラックキャリーに乗ってます。
４ＷＤ仕様です。
２駆と４駆との切り替えはサイドブレーキの横にレバーがあって、

２ＷＤ→４ＷＤ（Ｈ）→Ｎ→４ＷＤ（Ｌ）

となっています。

この前、中古車サイトをなにげなく見ていたら、同じメーカーの箱バンのエブリィが掲載されていて、２駆と４駆の切り替えはボタン１つでした。
イメージ的にはフォグランプのスイッチがあるあの辺りです。

どうして同じメーカーなのに、軽トラックと箱バンで４駆の切り替え方式が違うんですか？

軽トラックもボタン１つで切り替えてもいいような気がするんですが。
今まで軽トラックで４ＷＤ（Ｌ）なんて使った事ないですし。

Answer 1

箱バンのAWDはあくまでも補助的なもので
日常生活内での悪路、雪道を想定していますので
電気式に依る簡単な物が万人には受けます。
しかしトラックとなると
山中の道なき道を走る事もあるので
電気式の様な物ではなく
機械式にし煩わしくても
実用性、信用性を高める必要があります。
林業の方々に言わせると
最近の2t車でも力がなく
駆動方式もAWDの割には走破性が低く使い物にならないため
わざわざ古い車を買い、直しながら乗っているそうです。

適材適所と言う言葉通り、
使い道があるから付いているだけです。

質問者からのお礼コメント

最初の回答者・ak27giuliaというバカ以外の皆さん、ありがとうございました。

Answer 2

スズキの軽トラは、質問者の方もご存知の通り、
「副変速機付きの４ＷＤ」です。普通に言えば「オフロード４ＷＤ」。
ボタンでないのは、レバーだと電気や油圧を使わずに手動で切り替えが出来るので、確実だから。

なぜ？
単純明快。
田んぼの中、果樹園の中、畑の中、という「誰がどう見ても完全なるオフロード」を走ることを想定してるから。
そういうところで、液体肥料や液体消毒液の３００Ｌタンクなどを積んだりすれば、ローギアも必需になるでしょう。

Answer 3

実用性と、コスト最優先の軽トラックには、
それで充分と、
スズキ様がご判断されたからです。

Answer 4

４ＷＤは２駆と４駆の切り替えがボタン１つなのに

・フルタイム４ＷＤ車
切り替えレバー無し

・パートタイム４ＷＤ車
切り替えレバー・切り替えスイッチ

の駆動方式(トランスファー)の違い



上・フルタイム４ＷＤ
下・パートタイム４ＷＤ車

Answer 5

一般向けのパートタイム4WDの軽トラは質問にある箱バンのようにダッシュボードの電気スイッチでバキューム・アクチュエータを操作するタイプのみです。副変速機は農家向けグレードのみの装備です
http://www.suzuki.co.jp/car/carry/performance_eco/?data=b


今日副変速機を採用している小型自動車は農家向け軽トラを除けばクロスカントリー車が殆どです。副変速機の操作は殆どがレバー式ですが、JB23・5型以降のジムニーのように電気スイッチで操作するタイプもあります(それ以前はレバー式)。

レバー式は切り替えに成功すればレバーが動き、失敗すればレバーは動かないので切り替えの失敗がわかりやすいですね。またエンジンが停止しても勝手に切り替わることもありません。
電気式は切り替えに失敗するとランプが点滅したりブザーが鳴るので、一旦スイッチを元の状態に戻してから改めて変速しないといけません。エンジンが停止してバキュームが抜けると勝手に切り替わります。

大型車ですとあらかじめ切り替えたい側をスイッチで選択しておくと、クラッチを踏んだタイミングで切り替わるプリセレクタ式の副変速機も使われています。

Answer 6

わざわざいろいろな場面で使えるようにしてるのに煩わしければ使わなければいい話では？