大衆車における、ピニンの最高傑作
2009年夏に購入して、3ヶ月になります。
初めてのフランス車、初めてのオープンです。
N5で、プルーンのボディカラ
2009.11.2
- 総評
- 大衆車における、ピニンの最高傑作
2009年夏に購入して、3ヶ月になります。
初めてのフランス車、初めてのオープンです。
N5で、プルーンのボディカラー/にアプリコットのインテリアカラー限定で探しましたので、タマ数が少なく苦労しましたが、非常に気に入っています。
メインでボルボV90に乗っていますが、面白い車が欲しくて色々検討した結果、セカンドカーとしてこの車を購入しました。
考慮したのは、4人乗れるオープンで、AT(妻も運転するので)であること、そして美しいデザインであることだけです。
この条件で、予算内で探すとそうたくさん選択肢はありません。
ゴルフ1カブリオのクラシックラインは検討しました。しかし、最終型でも16年、3AT、不恰好なロールバー、プレミアのついた意外にに高額な車両価格等を考慮すると、やはり306しかありませんでした。
古い車に理解があって、古い車が好きでなければ欠点ばかり目立つ車です。今時、ほとんどの点で現代の車には劣ります。
しかしそれを補って余りあるものがあります。この美しい車を所有してよかったとつくづく思います。
(事実、購入してから306ばかり乗っていて、V90がセカンドカーになっています)
デザインにおいては、406クーペと並び、プジョーにおけるピニンファリーナの最高傑作だと思います。
- 満足している点
- ・オープンの爽快さ。
・オープン時の美しいデザイン。どの角度から見ても気品を感じます。206以降のプジョーと異なり、ランプ類は小さく上品にまとめられ、直線基調ながら繊細な曲線やふくらみや多用したデザイン。エレガントとしか言いようがありません。
・クローズ時のデザイン。メタルトップと違い、デザインの制約が少ないせいか、バランスが崩れません。
・意外と使える後席。決して広くないが、大人でも短時間なら問題なく乗れます。
・意外と広いトランク。後席も含め、このサイズで4人乗れてこれだけ荷物が積めれば問題ありません。
・適度に重いステアリング。高速走行時の安定感は悪くありません。
・思ったより静寂性の高いソフトトップ。もちろん外からの音は入ってきますが、もっとうるさいかと思っていました。
- 不満な点
- ・がさつなエンジンフィーリング。気持ちよくない吹けあがり。本当に132ps?
・違和感のあるシフトスケジュール。3rdへは45km/h、4thへは65km/hまで行かないとシフトアップしてくれません。しかも、速度が落ちるとどんどんシフトダウンされます。
・燃費が悪い。シフトスケジュールとも大いに関係がありますね。
・薄っぺらくて、すわり心地の悪いシート。しかもフルリクライニング出来ない。シートヒーターも無い。
・チープな内装。年式を考慮しても・・・チープすぎます。
・至る所、雑な作り。特に、内装関係はメンテ・DIYで結構はずしましたが、成型も雑なら、バリもでまくっていて結構驚きました。
・満タンまでガソリンが入らない?エアの抜けが悪いのか・・・
・ゆるゆるのボディ剛性。すさまじいスカットルシェイク。
でも、気に入って所有されればわかると思いますが、これらは短所といえるほどのものではないです。個性ですね。
V90でも修理費用についてはかなり苦労させられませしたが、306はどうなるのか気になります。(今のところは順調ですが)
総じて、いい車です。
- デザイン
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- 走行性能
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- 乗り心地
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- 積載性
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- 燃費
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- 価格
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- 故障経験