日産 ティーダラティオ 「突き詰められた合理性 レンタカーで1日借り、高速・街乗り・ワインディングを約300kmほど走りました。少し前にシルフィ(2.0L)にも乗りましたが、1」のユーザーレビュー

突き詰められた合理性 レンタカーで1日借り、高速・街乗り・ワインディングを約300kmほど走りました。少し前にシルフィ(2.0L)にも乗りましたが、1

2009.12.28

総評

突き詰められた合理性
レンタカーで1日借り、高速・街乗り・ワインディングを約300kmほど走りました。少し前にシルフィ(2.0L)にも乗りましたが、1.5Lのラティオも興味がありこれもレンタしてみました。
この車は2004年秋のデビューから5年以上経ちました。時の経つのは早いですね(^^;。背が高く格好悪いという意見もありますが、飽きを感じさせない外観・内装で、個人的にブラック系は嫌いではありません。
乗ったのは2008年式の15S。
4AT・マニュアルエアコン仕様のベースモデルでしたが、「廉価版」って感じの安っぽさは感じませんでした。内装のシルバー加飾もちょっとした華があり良いと思います。
走りの特性については、街乗り・日常域での快適性を追求した印象ですね。大人しく走ればかなり快適・静粛で、この車格でのベストエフォートだと思います。ボディのしっかり感もありました。
一方、悪路でのロードノイズ、100km/h超での風切音、中～高回転域のエンジン音質やパワー感、段差でのショックなど、日常域＋αの性能は少し高価なクラスの車との差を感じました。
ただ、こうした低頻度の領域への余裕度は割り切り、基本性能の部分でコストパフォーマンスを追求したような合理性は共感できますし、速度域によっては上級車種より快適な場面もありました。それらを理解して購入すれば賢い買い物かもしれません。
なお、4ATはアクセルのツキが唐突で発進時にウワっと飛び出す印象がありました。ただ、そのおかげて60キロくらいまでは素早く加速でき、登り坂も苦にならなかったので、むしろ普段乗りの動力性能には貢献していると思います（CVT車の特性は未確認）。

満足している点

こんなところです。
・室内の広々感
・車幅のスリム感
・シート、内装
・ハンドリング
・室内の広々感
この車では言い尽くされた感がありますが、最大の長所です。高さ、リアシートのニースペースは本当に広くて、最強です。シーマはもちろんシルフィよりも広い感じがしました。
・車幅のスリム感
車幅に関してはメタボな車が増え続ける中、この車のスリム感は凄く気持ちいいです。背が高いせいか他の5ナンバーサイズの車よりスリムに感じました。狭い道、車庫入れも楽ちんで、これに慣れると他の車に乗り換えにくくなるかも。。
・シート、内装
座面は短いものの、前席シートの厚み・ふんわりした柔らかさは貴重ですね。これも気持ち良かったです！また内装は、ラクシュアリーというよりデザインとしての華やかさがあり、明るい感じが好印象でした。
・ハンドリング
これは意外でした。素直なハンドリングで操舵は楽ですが、軽すぎず・渋すぎずでしっかり感があります。小ぶりなステアリング径や、ノーズの軽さもありクイックに曲がれます。ワインディングでは、前述した敏感なスロットル特性と相まって、快速に走れました。楽しかったです！

不満な点

1日の中で気になったところです。
・エンジンの中高回転域の特性
・やたらと曇る窓ガラス
・悪路の乗り心地、内装の軋み音
・エンジン
1.5Lとしては仕方ないのですが、3000回転から上の籠り音・唸り音が大きく、加速も鈍い感じです。高速巡航も苦手な感じですぐ速度が落ちますね。ただ、その分を低速トルクに振った感じで、街乗り・低回転域はすこぶる快適です。
・窓ガラス
冬場に暖房つけるとすぐ曇りますね。湿気に弱く、かと言って「曇り止め」モードにすると寒い。。レンタカーの走行中は対策が分かりませんでした。
・悪路の乗り心地、内装の軋み音
今どき珍しく、首都高の継ぎ目での「ドタンドタン」が激しい感じです。また内装のカタカタ音もいちいちも気になりました。2008年式にも関わらず、ここはちょっと残念でした。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験