日産 シルフィ 「本格派（風）セダン？ ユーザーではありませんが購入意欲を持って検討しました。 エクステリアは「少し背が高いかな」とは思いますが、ロングホイールベースで」のユーザーレビュー

本格派（風）セダン？ ユーザーではありませんが購入意欲を持って検討しました。 エクステリアは「少し背が高いかな」とは思いますが、ロングホイールベースで

2012.12.26

総評

本格派（風）セダン？
ユーザーではありませんが購入意欲を持って検討しました。
エクステリアは「少し背が高いかな」とは思いますが、ロングホイールベースでショートデッキで悪くないデザインだと思います。昔の日産が得意とした4ドアハードトップのような流麗さがないのが少し残念です。そう言えば「羊の皮を被った狼」なるキャッチフレーズもありましたが、羊のような「おとなしさ」を感じるデザインでもないと感じます。スポーティーなのかフォーマルなのか。
インテリアはフェザーグレーとシルバーフィニッシャーの相性が良い中間グレードの「Ｘ」に好感が持てました。ブラックの内装はピラー部に違和感を感じました。（ピラーやルーフも同色にすべき）個人的に木目パネルは好きなのですが、木目調パネルには否定的な意見を持っています。（あまりにも安物）シートの材料に関しては相変わらず「スエード調」が使われていて、私はエクセーヌ（アルカンターラとも言うらしいが）が好きではないので辛いところです。スエードなら良いのですが。
基本的に3グレード構成なのは構わないと思うのですが、もう少しオプションを豊かにしてオリジナリティへの選択肢も欲しいと思います。日産はセダンの販売に消極的なようですが、トヨタやマツダやスバルは積極的に商品を展開しています。セダンを単なるラインアップのひとつと考えるなら、価格をもう少し抑える努力をして欲しいと感じます。
それでも私にとって魅力を感じるセダンの1台です。

満足している点

ホイールベースを2700mmとしながらも全長を4615mmに抑え最小回転半径を5.2mにしたところ。
高効率エンジンの採用と副変速機付エクストロニックCVTには排気量を超えた期待が持てます。
遮音材や吸音材を多用しているところに何となく高級感の演出を感じます。（試乗では効果の程度は不明）
高速道路を追越車線多用で走って見たいと思わせるダイナミズム感のあるエクステリア。
やっと採用されたチルト＆テレスコピックステアリング。

不満な点

1800CC車であり、改良版とは言えBプラットフォーム採用、リアはドラムブレーキであること、税法上の優遇がないこと、などを考えれば「価格」が高いと思います。（新型エンジンであることを考慮しても）
全長4615mm、全高1495mmはバランスを考えるとやはり背が高い車なんだと感じます。（個人的感想です）
キセノンライトの採用が「Ｇ」のみであり、他のグレードではオプション選択もできないところ。
コンパクトカー「ノート」でも採用されたアラウンドビューモニターの設定がないところ。
「技術の日産」の新型車でありながらプリクラッシュセーフティシステムの類は一切なし。

デザイン

-

走行性能

-

乗り心地

-

積載性

-

燃費

-

価格

-

故障経験