日産 スカイライン 「スカイラインであるという以前に、クルマ全...」のユーザーレビュー

スカイラインであるという以前に、クルマ全...

2003.1.4

総評

スカイラインであるという以前に、クルマ全体の造りに疑問を感じる。
基本は素晴らしい。不満な点で述べたことはあとあとのマイナーチェンジで
どうにでもなることである。
是非とも、このクルマも熟成させていってほしい。
スカイラインという名前に躍らされることなく、車としての進化を望む。

たしかに往年のスカイラインファンは悲しんで、怒りさえ覚えているだろう。
正直私もＲ３１が登場したときと同様の情けなさを感じている。
しかし、これは日産の判断である。
これが、スカイラインだということを、自信を持って認めているのである。
日産は、スカイラインの運命を、こういう道で選んだのである。
それはそれで、私は反論しない。しかし、クルマという完成度という
名前などの問題以前に、たくさんの疑問を感じてしまう。
何度もいうが、日産がスカイラインの進む道を「こうだ！」と決めたら
その道を極めて欲しい。しかし、私は信じている。
本当のスカイライン魂の宿ったクルマが必ず日産から誕生するということを･･･、そしてそのクルマはきっと、私達が待ち望んでいた、本当のスカイラインであるということを･･･。

満足している点

ハンドリングと乗り心地を見事に両立させた足回り。
のちにユーロサス車に試乗したが、これはもっと素晴らしかった。
チルトメーターの視認性は非常にGOOD！
空力性能はリフトゼロの効果もあってか
高速の速度域でもなんのへんてつもなく安定している。
やはり、日産の技術力はスゴイ！と感心させられた。
シートの造りもまあまあ。リアシートのリクライニングは同乗者には好評である。
後方車には眩しいと思うが、ＬＥＤランプの視認性はバツグン。
これからどんどん増えていくだろう。

不満な点

いいクルマであることは事実だが、やはり世間の評価通りに、辛口採点になってしまう。
まず、スタイリング。
これは個人の好みによるが、やはり美しくない。
空力を意識しすぎたのか？こんなのだったら多少空力を犠牲にしてでも
スタイリングを重視するべきである。
次にエンジン。
直墳なのに排ガスは汚いし燃費はよくない。
運転している限り260ｐｓのクルマだとは全く思わない。
シャシーのレベルが高いと言っても、あまりに官能に欠けるサウンド。
このクルマはクラウンか？車格に対してエンジンが魅力不足。
内装の質感も誉められない。ポップアップナビの作動性には愕然とした。
ハンドバックが入るドアポケットもあんなんじゃないほうがよっぽどマシ。
メーターも、、、せっかくのチルトメーターが情けないほどのやる気のなさ。
電磁式にバックドアもいいが、後ろから見ると長方形の札が貼ってあるようで
あまりにセンスがない。(今度のマイナーで見直されるらしいが)
日産の技術をすべて台無しにしている開発者は問題の大きさに気づいているだろうか？

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験