ベストスポーツセダン
今年の4月に納車されて約16,000kmほど走破しました。
納車された当時は乗り心地の固さに「失敗した!Type-Pにしておけば
2010.12.22
- 総評
- ベストスポーツセダン
今年の4月に納車されて約16,000kmほど走破しました。
納車された当時は乗り心地の固さに「失敗した!Type-Pにしておけば良かったかな!?」と思いましたが、5,000kmを越えたあたりから、初期のような固さも取れて、スポーツセダンらしい素晴らしいパフォーマンスを発揮してくれています。
スカイラインに関しては、よくR34以前とV35以降で比較されがちですが、見た目の「らしさ」はともかくとして、V36も「スカイライン」らしい仕上がりの車だと思います。
購入時に迷ったのはフーガ250GTとティアナXVあたりでしたが、(日産党なので、マークXは候補にしませんでした)フーガは大きすぎるのと2500ccでは動力性能に若干の不安を感じたので、候補から外しました。ティアナは乗り心地はとてもコンフォートで同乗者の受けは良さそうでしたが、肝心の私が運転してて楽しく感じそうになかったので止めました。同じVQ25でもティアナとスカイラインでは試乗した際に雲泥の差を感じました。やはりスカイラインのVQ25HRはパワフルで気持ちいい吹け上がりをしてくれます。後はCVTと7ATの差も大きかったですね。
というわけで、今はスカイラインを選んでとても満足しています。
また250GTか370GTかの選択についてですが、価格差は約40万(Type-S同士)ですので、それほど370GTが高く設定されている訳ではありません。本当に速い車を手に入れたいのなら370GTがいいと思います。私の場合は、370GTを試乗した際、あまりの速さに逆にここまでの速さは不要と思い、250GTにしました。ここは個人の好みだと思います。因みにV36はV35クーペ(VQ35)からの乗り換えでしたが、250GTの動力性能には全く不満を感じていません。十分な走りをしてくれます。
- 満足している点
- ・エンジン。2500ccにしてはとてもパワフルです。高速でも全然不満を感じません。もう一台所有しているBMW528i(258ps)より速いくらいです。
・シャープなデザイン。後期型になってますますシャープな感じが増したと思います。
・使い勝手のよいナビ。さすが国産車でドイツ車のような不便さは一切なし。
・適度に締め上げられたサスペンション。Type-Sという事もあり、山道でもとても軽快にコーナーをクリアしていきます。
・7AT。とてもスムーズに変速していきます。また、MTモードでのシフトダウン時にはブリッピングまで勝手にしてくれるので、運転が上手くなったような錯覚を覚えます。
- 不満な点
- ・トランクの容量。デザインの制約かもしれませんが、ちょっとトランクが狭いと思います。ゴルフバッグ3つが限界。ライバルのマークXは4つきっちり入ります。
・燃費。高速主体で使用していますが、10km/Lがやっと。街中メインで使うと6-7Km/Lしか走りません。
・以外に使えないクルーズコントロール。前車に追従して車速を自動で調整してくれるのはいいのですが、ブレーキングが割りと急なので、スムーズな追従が出来ない。また、渋滞時は40km以下では設定出来ないので、意外と使えない。
とまあ、こんなところですが、基本的にはよく出来た車であり、BMW3シリあたりと比較しても十分に勝てる内容だと思います。今、日本で購入出来るスポーツセダンではベストの部類だと思います。
- デザイン
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- 走行性能
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- 乗り心地
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- 積載性
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- 燃費
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- 価格
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- 故障経験