日産 プリメーラ 「色々なシーンで楽しめるコンパクトなセダン。...」のユーザーレビュー

色々なシーンで楽しめるコンパクトなセダン。...

2008.8.23

総評

色々なシーンで楽しめるコンパクトなセダン。こういった５ナンバーセダンは今となっては貴重だろう。当時プリメーラのライバルだった走り重視のセダンはどれも３ナンバーであるし、当のプリメーラも2001年に３ナンバーとなった上、当初の志を忘れてしまった。いくつか不満も述べたが、全体的には、初心者でも扱いやすく、安心して乗れるよくできたセダンだと思う。日産にはラティオやシルフィとは別に、この手のセダンを再び造ってもらいたい。待ち焦がれている人も多いはずだ。

満足している点

当時オプションだったＳＦＨＣを施したボディは、９年経った今でも美しい艶を保っている。いい意味で質素な雰囲気の室内は適度に広く、前後席とも快適に使える。インパネの操作性も良好である。トランクスペースが大きく、トランクスルーも便利である。なんといっても、走りと乗心地のバランスがなかなかよい。サスはやや硬めの設定で、ステアリングの操舵力も重めだが、不快なものではない。バイパスや高速で安心して飛ばせるし、ＭＴを駆使すれば山道などで頼りなさを感じることも殆どない。

不満な点

中・後期型のTeやSセレクション以外はフロントバンパとのデザインのバランスを考え、サイドプロテクタを装着して欲しかった。後期型のみのプラスチッキーなリヤガーニッシュは不要である。室内はインパネのセンター部分など、所々に安っぽさを感じる。運転席以外のＰＷスイッチは操作しずらい。また、室内は汎用パーツが結構多いのも気になる。燃費はそんなに悪くないが、プレミアムガソリン指定なので財布に厳しい。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験