日産 プリメーラ 「義父の車(Ｈ社･軽ターボ)の車検時の代車...」のユーザーレビュー

義父の車(Ｈ社･軽ターボ)の車検時の代車...

2006.8.30

総評

義父の車(Ｈ社･軽ターボ)の車検時の代車として、４日程家に来たＰ10初代プリメーラ。デビュー時は私は高校生であったが当時のどの自動車雑誌を読んでも素晴らしい好評価だったのを覚えている。私自身は過去に所有する機会が一度も無く一度は運転してみたいと思っていた。今回代車で家に来たので義父にお願いして初めて運転する機会に恵まれた。
当時絶賛だったその走りを体感できた。ど素人の私でも他車とは違うと感じられた。特に交差点の右左折の際にはステアリング操作に対して本当に素直な反応を示し素早く曲がって行く。このクイックな感覚は私が今乗っている車、乗ってきた車とは違う感覚であった。
吹け上がりの良いＳＲ型エンジンも好感触である。アクセルに反応して高回転までよく回る。排気量も１.８Lで充分と思わせる。
室内空間もボディサイズ以上の広さを実感できる特にリヤスペースはクラス以上の広さだと思う。インパネ部分もオーソドックスながら機能性は抜群、トランクルームの広さも申し分無い。
今となってはコンパクトで贅肉の無いギュッと濃縮されたボディデザインはパッケージングがそのまま形になったようである。当時の雑誌の広告に『リ・パッケージ』というのがあったように記憶しているが本当に今でもその通りだと思わせる。

現在、世でスポーツセダンと呼ばれる車達はエアロで武装し、圧倒的パワーでモノを言わせているがこのＰ10プリメーラはこけおどしのエアロも、刺激的なエンジンパワーも持たない異色の存在だと思う。既にデビューから15年程経つがその存在感は全く色褪せていないように思った。

いまだ街中で普段頻繁に見掛けるこのＰ10プリメーラ。普通の人が素の状態で乗り続けている人が多い。それこそが本当の名車というのかも知れない。

私もまた機会があれば是非運転したいと思っている。

満足している点

◎ボディサイズ(4400×1695×1385㎜)＆デザイン。あのコンパクトボディでここまで塊感のあるデザインを表現できたのは素晴らしい。知的なフロント、さり気無く伸びやかなサイドビュー、スッキリ纏まったテールランプに純正リヤスポイラー装着の安定感感じられるリヤビュー、どこから見てもセンスを感じさせる秀逸なデザインである。(私はリヤビューが一番好きである。)
◎インテリアも機能的に上手く纏まっている。メーターの視認性は良く(日産車全般に言える)ステアリングも細めでグリップがしっくりくる。
ＡＴのシフトノブの握りやすい形状である。空調、オーディオ系のスイッチ類も視線移動僅かで操作が出来る。センターコンソールにあるパワーウィンドゥのスイッチも慣れると扱い易い。
◎実用面の範囲では充分過ぎる室内空間の広さ。特にリヤの移住性はこのサイズにしては素晴らしいと思う。(小学６年の息子164㎝・足長を後に乗せて出掛けたが車の小ささ(ｺﾝﾊﾟｸﾄさ)に対してのリヤの広さ、特にレッグスペースに驚いていた)
◎広大なトランクルーム。クラスを超えた広さを感じる。さらにダブルヒンジ開閉式となっていて開口部は本当に大きい。
◎日産の傑作ＳＲ型エンジン！このエンジンは過去にも所有していたが本当に吹け上がりが素晴らしく高回転まで良く回ってくれる。よく言われるフィールの悪さも私は全く気にはならない。寧ろ直４エンジンらしいと思う。エンジン音も大きめだがそれがまた車を運転しているという感じで好ましい。

不満な点

満足点を書き込めなくなったのでこちらに…
◎当時、そして現在でも好評価のハンドリング。今回待乗りのみしか走れなかったのだか過去に乗っていた、現在所有している車とは明らかに違うと、ど素人の私でも感じられた。交差点の右左折でも曲がり方がクイックというか本当に素直にステアリングに反応してスッとハナ先をかえてくれる。交差点を曲がるのが、カーブを抜けるのが気持ちイイと感じられた。

●燃費は今回計測できなかった。一応、不満点としておく。
(平均燃費は予想値である)

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験