日産 プリメーラ 「５感すべてにおいて、いい車だったと思える...」のユーザーレビュー

５感すべてにおいて、いい車だったと思える...

2003.7.16

総評

５感すべてにおいて、いい車だったと思えるのはP１０プリメーラでした。
以降欧州車含めいろいろな車（社有車など）を乗る機会ありましたが、ハンドリング、ブレーキ性能、疲労度、爽快感含めて、いい車でした。
今同じようなコンセプトの車作ろうにも安全対策やらでP１０時代の車重には
おさまらないでしょう。２Lエンジンとあの車重パランス、AE８６以来と思っている全高ー全幅のデザインバランス、どれも今の車達が失ったものばがり凝縮されてます。本気でもう一度中古購入したい車です。
時代は装備やら、シートアレンジやらのカタログに目を取られてミニバンを買えば幸せになれると思っている人が多い。
もうP１０は古いので是非乗ってとはいいまぜんが、「いい出来の乗用車」に乗ってほしいと思います。忘れていた車の楽しさがよみがえると思います。
今や、そういう幸せになる車って、外車のホットハッチしかないと思いますが。。。。

満足している点

実は今は乗ってないけど、今までの乗用車（人の車含めて）で一番の記憶に残るので書しました。
購入理由はまだ世に出てあまり知名度がないときに、一目見て直感的にいい車と思って２年落ちの中古で購入したが、まったく飽きずに７年間も乗ってしまった。
時代はまだボディー剛性が欧州車に追いつてなかったときに、世界も認める剛性とハンドリングがあったことは自他共に認めるすばらしさ。
ABSのチューニングもスポーツ走行を前提としていたし、ただ固いだけでなく味のある固さを持っていたサスペンション。
車重も今の２L車と比べると２００kg以上も軽かったので運動性能はピカイチ。筑波ラップで１分１２秒代は当時のスポーツシビックSiRと同等。
エンジンパワーで負けてるのに同じラップで走れるのは車としての完成度が
良い証拠。
純正タコ足エキマニ。当時はGTーRと２Lのプリメーラだけだったので所有満足度高し。エンジンパワーもS１３のそれより全然パワー間が上だったのは例のタコ足の恩恵？
シートも７年間へたることもなしにパァーンと張ってました。本物品でした。レカロ等に変える予定もなかった。

不満な点

１）エンジン音、ノイズが全開加速時に気になる。当時の悪評SRエンジン。
　　シリンダーにサイコロが入ってるのかと思った。
　　５MTのギヤ比がローなこと。１００km／h巡行で３０００rpmだったので
　　高速で飛ばすと燃費悪い。高速加速はよかったが。
２）パワーウインドウスイッチがセンターコンソールにしかなかった。
　　欧州かぶれしていた日産設計のエゴ。ユーザーには大不評
３）マニアック的な車だったが、日産６０周年記念車（お買得車）から一気に売れてしまい、カローラ並に市場にあふれてしまった。
４）フロントマルチリンクサスのアッパーアームのブッシュがすぐへたる。
　最終的に２度交換したが、交換後は本来のハンドリングがよみがえる。
５）２台目プリメーラでプリメーラのプレミアム性が完全に破壊された。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験