ディーゼル用エンジンオイルについて！

Question

ディーゼル用エンジンオイルのDH-2、CF-4の違いで分からない事があります。

どちらも粘土が同じみたいですが、どう違うんですか？
古い乗用車（古いタイプのハイエースやキャラバンなど）やトラックにはCF-4で新しいトラックにはDH-2ですか？

CF-4とDH-2を間違えて使った場合どうなりますか？

DL-1をCF-4とDH-2車に使ったら壊れる可能性があるのはわかります。

車の取扱説明書には粘土のみ書いてあるんでしょうか？
CF-4、DH-2、DL-1 等と書いてありますか？

Answer 1

CF-4はAPI規格でDH-2はJASO規格です。
CF-4は国内ではよく見かけるかもしれませんが既にAPI規格では廃番となっている古い規格です。
国内では諸事情でCF-4からCG-4に移行せずにDH-1が作られました。
このDH-1の灰分やリン硫黄を制限しDPF等の排ガス浄化装置への影響を抑えたのがDH-2となります。
なお他の方が目詰まりをさせない様に非常に小さい分子構造と言われていますがこれは誤りです。量で規制しているので分子構造が小さいなどという事はありません。

感覚的な流れとしてはCF-4→DH-1→DH-2と思われて大丈夫です。
古いDPF非装着ディーゼル車両であればDH-2を使って問題ありません（道路を走る車両に限る）。

取説には粘度の他に規格が基本的に記載されていますので、指定の規格以外を選ぶ場合は互換性を考えてオイルを選ばれてください。

Answer 2

DH-2はDPDやSCRの酸化還元触媒をの排ガス後処理装置を搭載した新世代ディーゼルエンジンに使用されるオイルです。通常のディーゼルオイルより低アッシュ(灰分)で、DH-2指定の物に使用するとフィルターの目詰まりを起こし、故障の原因になりますので注意です。
DHはディーゼルヘビーデューティ。主にトラックなどの高負荷エンジンへ。
DLはディーゼルライトデューティ。乗用車などの低負荷エンジンへ。

Answer 3

規格が違うね。CF-4はAPI規格の一つDH-2はJASO規格の
オイルだよ。

一番の違いはDPFに対応してるか？どうか？ですね。
DH-2はDPFを目詰まりさせない様に非常に小さい
分子構造のオイルなんですよ。

CF-4とはここが決定的に違いますね。