三菱 ギャラン 「This is 三菱車 学生時代～社会人初期の頃に所有していました。 1台をメインカーに、もう1台をラリー参戦用にと、今考えても贅沢な使い方をしていた」のユーザーレビュー

This is 三菱車 学生時代～社会人初期の頃に所有していました。 1台をメインカーに、もう1台をラリー参戦用にと、今考えても贅沢な使い方をしていた

2008.7.30

総評

This is 三菱車
学生時代～社会人初期の頃に所有していました。
1台をメインカーに、もう1台をラリー参戦用にと、今考えても贅沢な使い方をしていたものだと思います。
ひとえに、このギャランこそが私にクルマとは何かを教えてくれたからに他なりません。
所有していたクルマは、メイン・サブ共にVR-4 RS。240馬力仕様です。
外見はどう見ても普通のおっさんくるま、いざ動き出すと戦闘機のようなアンビバレントさがたまりませんでした。
今でこそ高出力、電子制御がサポートしてくれますが、何にもないただのトルセンAWD（RSは4WS非搭載）は、時にドライバーの怠慢を指摘することもあり、難しいながらも楽しい。GT-R制御能力やエンジン性能、レガシィの操縦性を相手にしても、腕があれば何とかしてやるというトルクとパワーバンドは、非常に頼もしくもあり、喜びでもあります。
運転とは何か？クルマとは何か？を知るには、最新の技術が詰まったクルマより、この手（パワー云々ではない、むしろ軽トラでも可）のものが最短距離だと思います。
普通の外見の突き抜けたクルマ。もうお目にかかれないと思いますがこういうものを出して欲しい。
…エボとかじゃなくって。
今回は日常使用のものを前提にコメントします。

満足している点

・重厚なトルク
・広い車室空間
・逆スラントノーズの「ギャラン」なデザイン（把握しやすい）
・丈夫なボディ
・見やすいメータ類
・実用性に秀でたトランク
・エンジンを切っていても動くパワーウインドウ
・バカにされることはあってもあおられることはない
動力性能は4G63ということで文句はないでしょう。当時の240馬力は、お化けです。
やたら分厚いトルクやAWDを駆使すれば、国内外の大概のクルマは敵ではありませんでした。
それでいて5ナンバーサイズに収まるセダン。4-5人がしっかりと乗れる。これを経験すると、古い考えだとは思いますが3ナンバーに疑問を持ちます。
実用性を犠牲にしていない作りは、リコール問題が出るまで（私の車もCPUが壊れてハンドルロック・エンジンストップしました）三菱ファンとさせるに充分でした。
デザインの好みは分かれると思いますが、逆スラントノーズは現在でも新鮮です。室内空間も必要充分、車高は高くないのにクリアランスに余裕があり、圧迫感はありません。
シートは普通。実用重視で特に秀でた点も感じません。
インパネ類は商用車かと思うほどのデカメーター。故に必要充分なため好感が持てます。
「羊の皮を～」を「おっさんの皮を」に、三菱風に言い換えたという感じ。現在のクルマが良くも悪くもとんがったデザインとなっている昨今、『ふつ～のクルマ』の外見で、なんじゃこりゃ！というスペックという組み合わせは、さりげない感じがしてよいと思います。

不満な点

・燃費
・よく壊れた電装系
燃費は仕方ないでしょう。当時はハイオクリッター140円かなり辛かったです（今の方が辛いか…）。
長所が気に入らない人は、それが短所になります。
電装系は、CPUの故障というトラウマがあるので引き算してもよく壊れました。パワーウインドウ、エアコン、ライト等…。日常のメンテでカバーできないところが壊れると、辛いですね。
また、「当時の最新装備」は時間が経つと古くさく感じるので、過剰装備はマイナスポイントかもしれません。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験