ベンツ（Eクラス・Sクラス）やBMW（5シリーズ・6シリーズ）の排気量とパワーについて。

Question

最近のベンツ（Eクラス・Sクラス）やBMW（5シリーズ・6シリーズ）の排気量は２０００ｃｃとか、大きくても３０００CCのばかりですよね。排気量が少ないということは、パワーも低いということですか？？

Answer 1

欧州では一般的になり、最近では日本車もその流れが来ていますが、いわゆるダウンサイジングターボというやつです。

例えばEクラスだったら、普及モデルでV6･3,000ccだったのが、同等程度のパワーあトルクを出せる直4･2.0Lターボに置き換わったりしています。

排気量を小さくした分だけ不足したパワーを、ターボによって補うというものですね。

ひと昔前のターボというと、ハイパワー車に搭載されるイメージでしたが、最近は技術も向上し、より低回転から効き、かつ燃費悪化も少ないものになってきています。

もちろん、今でもハイパワー化の手段としてターボを装着するモデルもありますが、そういったハイパワー車ですらダウンサイズされている時代です。

E63AMGは、ちょっと前までは名前の通り、V8･6.3Lというバカでかいエンジンを積んでいましたが、今や同じV8ですが4.0Lターボです。
6.3Lよりもより高出力で、しかも燃費も良いエンジンです。
2,300ccも排気量を落として、今までよりもパワーを出すんだから、最近の技術は凄いもんですね笑

国産で積極的なのはトヨタ・レクサス、ホンダあたりでしょうか。
トヨタはクラウンのV6･2.5Lに代わり直4･2.0Lターボ、レクサスも同じエンジンがありますし、V8･4.6Lか5.0LしかなかったLSは現行はV6･3.5Lのみです。
ホンダもステップワゴンやCR-V、シビックなどに1.5Lターボを搭載しています。本来なら2.0L～2.5Lクラスですね。

Answer 2

質問されていますクラスは違いますがパワーだけの話でしたら メルセデスAMGが先日発表した CLA45 4MATIC+（Mercedes-AMG CLA 45 4MATIC+）直噴2.0リットルの直列4気筒ガソリンターボエンジンで421馬力もあります。(私の愛車はⅯ177型V84000twinターボで476馬力…比べたら凄い技術進歩ですね) BMWも同様で環境 資源問題に伴い ひと昔の様に排気量だけでの馬力アップの時代は終わっていますね。そんなパワーが必要とか採算云々の問題ではなく欧州の車屋は技術革新が素晴らしいですね。

Answer 3

最近のドイツ車はほぼすべてのクルマに過給機が積んでありますのでパワーダウンすることはなく、逆にパワーアップに繋がります。

俗に言うダウンサイジングターボってやつです。