メルセデス・ベンツ Cクラス ステーションワゴン 「トータルバランスの良いプレミアムステーションワゴン」のユーザーレビュー

トータルバランスの良いプレミアムステーションワゴン

2021.4.5

総評

程よい大きさのボディの中に、メルセデスの哲学を詰め込んだプレミアムセグメントステーションワゴン。
過剰なパワーを車に求めない人であれば満足できる内容が詰め込まれた満足のいく1台。

満足している点

1 プレミアム感漂う内外装デザイン
2 ローレウスエディションの特別装備
3 1.6リッターターボとは思えない軽快な走り
4 地張り付くような安定した走り
5 充実した安全装備
6 AMGスタイリングの品格とスポーティと
　高級のバランス
7 日常運転の乗りやすさ。
　特に小回りの良さ
8 バランスの良い絶妙なボディサイズ
　

不満な点

1 とにかく燃費が悪い。
　街乗りで7キロ〜9キロ。
　スポーツモードにすると更に悪化
2 AV機器周りの使い勝手の悪さ
3 レーダーセーフティの信頼性
4 窮屈なリヤシート
5 メルセデスmeのサービス
6 前期ローレウスのインパネセンタークラスターの
　ピアノブラックの素材が非常に傷がつきやすい事
　標準モデルのアッシュウッドの方が良い。
7 ナビの性能が悪すぎて使えない

デザイン

5

エクステリア
ローレウスエディションのエクステリアデザインのカッコ良さはライバルを見渡してもピカイチ！短めなフロントオーバーハング、メッキ素材が多用されたアクセント、AMGアルミ、パノラミックルーフとホワイトのボディカラーの組み合わせにやるツートーンボディカラー。全てにおいて、バランスと高級感とスポーティーさが高次元で両立されている。

走行性能

3

1.6リッターターボ154馬力とは思えない日常域でのパワフルな走りは想像以上。日常であればconfortモードで十分。フル乗車で高速域だとmoreパワーが欲しくなる瞬間はあるが、スポーツモードにすればそれなりの力感は感じられるし、フル加速してもエンジンの振動がステアリングに伝わってこず、不快な音が車内に入ってこないあたりは、高級感を感じる。残念なのは、アイドリング時のカラカラ音がチープな印象。

乗り心地

3

C180ローレウスエディションの足回りは想像以上に硬い！！205の売りはエアサスだが、先人の皆様の投稿で散見された、エアサスコンプレッサーの故障によるローダウン現象をみて、長くなるならやはりコイルサスの180をと思い決めたが、メルセデス＝滑らかでしっとりした走り！と思って購入するとギャップを感じるかも。それくらい走り味のハードさは想像以上。排気量が小さい分ノーズが軽く乗り味はlightな感じ。
ボディ剛性は高いが、足回りが硬いので、かなり突き上げ感があります。
後輪二本だけ先行してラジアル化したため前輪2本がランフラットタイヤであるがそれでも高速域での【ゴォー】というロードノイズがかなり煩く、国産の静粛性になれると煩く感じる。
radialタイヤに交換で改善したという話も良く耳にするので、次回は脱ランフラット！

積載性

4

必要にして十分な容量。シートバックもラゲージルーム側から簡単に倒すことができるので楽々。
フロア下のサブトランクもそれなりに入ります。
ただ、4人で旅行に行く際などは、積載量ギリギリ。
ゴルフバックは2セットが限界。

燃費

2

1番残念なのが燃費。街乗りと、高速の差がでかい。いくらターボがついているとはいえ、今のご時世１.6リッターで街乗り7キロは、一昔前の２.5リッターエンジンと同様な印象でしんどい。9速ATのお陰で、高速は14キロ〜15キロくらいまで伸びることを考えると長距離が多い人はよいかもしれません。

価格

4

メルセデスのcセグメントで、新車価格コミコミで550万円から600万円の車種と考えると中身のバランスは良い印象。
コスパはよいかもしれません！
どのブランドもどんどん値段上がってますからね。

故障経験

今のところ故障経験はなし！
気になるのは
パワーウィンドのオート機能が反応しない時がある事
レーダーセーフティのセンサーがたまに誤作動して警告音がなる事
など。