ベンツCクラス(W204?)のコンプレッサーエレガンスについての質問です。①壊れやすいと聞いたのですが、本当ですか？

Question

②W204だったら、後期が壊れにくいと聞きました。コンプレッサーエレガンスの後期って存在するんですか？

Answer 1

①前モデルのW203（特に前期型）は壊れやすいことで定評があったけど、W204では前後期ともそこまで深刻な故障の話は聞きません。

②一般論として、ベンツをはじめとしたドイツ車は、前期型で判明したトラブルを後期型で大きく改善するため、後期型の方が故障が少ないと言われることが多いです。ただ、前述のように、W204の場合は、前期型ともそれほど深刻なトラブルの話はあまり聞きません。

③これも一般論ですが、車というのは経年と走行距離に応じて故障の確率が等比級数的に高まります。つまり、もともとの故障確率が仮に同じだったとしても、新しくて走行距離の少ない分、後期型の方が故障しにくいと考えるのが妥当でしょう。

④W204の前後期で大きく変わったのは、量販モデルに搭載される1800ccのM271エンジンが、スーパーチャージャー付きからターボチャージャー付きに変わったことです。「コンプレッサーエレガンス」というのは前期のスーパーチャージャー付きの車に設定されていたグレードで、後期型では「CGI ブルーエフィシェンシー エレガンス」というグレードに置き換えられています。

⑤前述のように、一般論で言うと後期型の方が故障の確率が少ないですが、W204の前後期を乗り比べた場合、感覚的には前期型の方が低速から過給が効いて、パワフルで走りやすいです。後期型のターボは、カタログスペック的には上なのですが、スーパーチャージャーに比べるとレスポンスが悪く、出足で遅れる印象です。その代り、高速域ではターボの方が確実に加速がいいです。使い勝手だけでいえば前期型の方が走りやすいと思います。

⑥M271エンジンにはカムシャフトセンサーからの油漏れという持病があって、W203の前期型ではこの油がハーネスを伝わってECUにまで達し、エンジンを壊してしまうという大参事級のトラブルが頻発したのですが、W203の後期型からはハーネスが改良されていて、W204でもそこまでの悲劇が起きる心配はありません。ただし、根本の油漏れ事態は解決したわけではありません。とはいえ、油漏れといってもドバドバ漏れるというわけではなく、エンジンからにじむ程度の問題です。車検のたびごとに点検してもらって、もしも油漏れがあれば部品を交換してもらえばいいだけです。ヤナセに頼んでも2万円くらいで済む作業です。

⑦ベンツというのは一般的に高級車のシンボルとみられることが多いので、貧乏人の人からは理不尽な敵意を受けることがあります。そういう人の中には自分には買えない価格の新車のベンツにはケチをつけられなくても、中古車になると俄然張り切ってケチをつけ出す人もいます。「全てが壊れやすい」とか言い出すのは主にそういう人ですから、まともに相手にする必要はありません。

質問者からのお礼コメント

ありがとうございます！頑張って維持します✨

Answer 2

全てが壊れやすいです
そんな車「廃車」にしてください