2020年4月
■2020年4月
マクラーレン・オートモーティブは、世界限定765台の「マクラーレン765LT」を2020年4月6日にオーダー受付を開始した。
同年3月に発表された765LTは、マクラーレンのロングテール・ストーリーの第4章を開くマシン。2015年に「ロングテール」の名前を復活させた「675LT」、ならびに「600LT」の後継となるモデルで、「720S」をベースとしている。
エクステリアはルーバー付きのカーボンファイバー製フロントフェンダー、4本のパイプで構成されたオールチタニウムのスポーツエグゾーストシステムを採用。10スポークのウルトラライトウエイトレシオ鍛造アロイホイールはプラチナ仕上げとなり、チタニウム製ホイールボルトで固定される。徹底した軽量化と強化されたエアロダイナミクス性能でさらなる高性能を追求。ボディサイズは、全長4600㎜×全幅1930㎜(ミラーを開いた状態は2161㎜)×全高1157㎜、ホイールベース2670㎜となっている。
インテリアはアルカンターラのLT用インテリアトリム、カーボンファイバー製のレーシングシートやシフトパドルなどが標準装備。カーボンファイバー剥き出しのフロアには標準装備でマクラーレンのロゴが入ったマットが備わる。オーディオシステムにはマクラーレンのロゴ入り4スピーカーシステム、またはBowers&Wilkinsのロゴ入り12スピーカーシステムのいずれかを追加コストなしで選ぶことが可能という。
パワーユニットは最高出力765ps/7500rpm、最大トルク800Nm/5500rpmを発生する4.0リッターV8ツインターボ。720Sに対して45ps、30Nmの出力アップとなり、さらにボディは80kg(DIN車両重量)の軽量化を達成。0-100km/h加速2.8秒、0-200km/h加速7.2秒、0-400m加速10秒未満、最高速度330km/hの性能を有している。