マツダ ロードスター 「手の届く、憧れの君」のユーザーレビュー

手の届く、憧れの君

2023.4.15

総評

バブル時代に咲いた可憐な花でした。現在のロードスターは走行性能、安全性能とも桁違いに良くなっているのでしょうが、原始的な走る喜びは負けていないと思います。

この車は若い頃に乗っておいて良かったです。老後、また同じ（ような）車に乗ってみたいです。

満足している点

真っ赤なスポーツカー、見るも良し、乗るも良し、とにかく所有する喜びがありました。機械式LSDを装着し、ドリフトの真似事することも楽しかったです。

二十歳の若造が無理のない範囲のローンで新車が買える、手頃な価格も良かったです。

不満な点

テールスライドを覚え始めてから、パワー不足を感じるようになりました。

別売りハードトップの置き場所に困りました。

デザイン

4

フロントからの眺めが好きでした。いかにもスポーツカーといった感じで、カッコかわいかったです。

リアのデザインが好みではありませんでした。友人の乗っていたRX-7（FC3S）のデザインに嫉妬していました。

リトラクタブルライトも、収納時はカッコいいですが、開くとイマイチ。雪国では冬季間凍結防止のため開きっぱなしにせざるをえないので、春が待ち遠しかったです。

走行性能

4

低排気量NAならではの、ギアを使い切る走りが楽しめます。ハンドリングは良好でした。

乗り心地

4

純正足回りは程良い硬さで気に入っていました。その後銘柄は忘れましたがサスペンションとダンパーを変えたところ、乗り心地は悪化しましたが走行性能はアップし、満足しておりました。

バケットシートも同様、交換したことで乗り心地は犠牲となりましたが、ホールド感がアップし走る喜びが増しました。しかしながら耳元のスピーカーが使えなくなったのが哀しかったです。

積載性

1

助手席に可愛い女の子を一人乗せることが可能でした（乗せたとは言ってない）。

燃費

-

忘れました。

価格

5

当時オプション付けた乗り出し価格で180万円くらいだったような気がしますが定かではありません。

故障経験

ありません。