ガスケット紙とオイルジョイントシートの違いを教えてください。

Question

ガスケット紙はガス用でオイルジョイントシートは油用の金属接続部の間に挟むパッキンという認識で良いのでしょうか？

車の配管のジョイント部分にも使用されていますか？

車はゴムリングパッキンが金属接続部の中に切れ込みがあってそれで油漏れを抑えているのでしょうか？

どちらのほうが耐久性があり、長持ちに油漏れを抑えることが出来るのでしょうか?

Answer 1

ガスケット、ジョイントシートは、主に使用する部分の形状や条件によって決まります。
○仕様部位の圧力
○シールする流体の種別（液体、気体、スチーム、有機溶剤の物性等）
○使用温度
もっとも厳しい条件のところは、メタルパッキンや、半メタルパッキンなどが多いです。
また、プラズマにさらされるところでは、耐プラズマ性能も求められます。
似た目的で使われるのには、Oリング、Vリング、オイルシールなどがありますが、摺動部のシールと固定部のシールでは、溝やリングの規格が違います。
Oリングは、溝の精度が良く加工が高いのですが、ガスケットは比較的低廉な価格で済む場合が多いです。
紙ガスケットがよく使われるのは、ウォーターポンプの取付部などです。
メタルパッキンは、ハイテンションボルトとセットで、ヘッドガスケットとして使われます。
ジョイントシートは、膨張率の大きなヘッドカバーガスケットなどに多いです。
配管は、どこの配管かによって違いますが、ホンダのラジエターの配管部分は、Oリング使ってました。エアコンは、過去はフレア継手でしたが、今はテーパーのジョイント（通称ソロバンだま）ですね。
配管でジョイントシート入れるのは、ユニオンのとこですね。
低圧の油圧配管で使う場合があるかも知れませんが、高圧油圧の場合は、Oリングだと思います。高圧の場合、接続フランジの形状がJISで決まってますし。
寿命はケースバイケースですんで、なんとも言えませんね。

質問者からのお礼コメント

ありがとう御座います