マツダ AZ-1 のみんなの質問

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車の改造変更について。

モノコックボディー車両のリア側のタイヤハウス(インナー)を切断し、補強及び鉄板を再溶接し純正状態と同様、もしくはそれ以上の強度を確保できるインナーを新しく造形する場合、改造変更は必要でしょうか?又、自動車検査独立行政法人により定められている「改造自動車審査要領」ではモノコック構造の車体を有する自動車にあっては、ルーフ、アンダーフロア及びサイドパネル等の当該車体構成部分と記載がありますが、上記の切断部分は規約にあるアンダーフロアに含まれるのでしょうか?

長々と申し訳ありませんが、ご回答よろしくお願い致します。

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ベストアンサーに選ばれた回答

草レースのヘボメカニックです。
シャーシと言うものは 家の基礎土台のようなものです。
家が頑丈な構造でも 基礎土台が軟弱だと、すぐに傾き 歪んでしまいます。
シャーシの強度が足りなくなると、サスペンションの動きを制御できず、走る・曲がる・止まるの全ての走行性能を維持できません。

ですから 構造変更届は必要です。

なお、インナーパネルがシャーシの強度構造に関わる構造になっている場合、恐らく 切った貼ったでは強度は確保できないでしょう。

溶接による接合は 接合部分に 歪みを生みますし、その部分は脆くなります。
下手をすると、溶接部分の周囲に ヒビが入るケースもあります。
モノコック構造は 薄い鉄板の組み合わせですから、その傾向は顕著になります。

それは シャーシのフル溶接部分が極端に少なく、ほとんどが スポット溶接である事を見ると 明らかでしょう。

つまり、インナーパネル全体を新作する事でしか 本当の強度は確保できません。

プレス型を造り、インナーパネルをプレス成形するとすれば、数千万円クラスの製作費が必要になります。(プレス型は4つほど必要で、500tonプレス機で4回に分けてプレス成形します。)

そうでない場合は パイプフレームか 新たなモノコック構造で 新造する必要があります。


※補足 構造変更届が必要になるかどうかは インナーパネルがシャーシ剛性に関係するか否かで アンダーフロアに含まれる場合がある…と言う事です。

因みに 僕の愛車のAZ-1(国産車 最低地上高・最低車高)のインナーパネルは そのままアンダーフロア構造になっています。事実上 最低地上高を90mm未満にはできません。

まあ、公道を走る分には 低い最低地上高に興味はありませんので ノーマルで乗っていますが…。

質問者からのお礼コメント

2012.11.4 13:26

とてもわかりやすく解説して頂き、本当にありがとうございます。

書類上の自動車関係の記載事項は全て分かりにくく書かれているので、やっと理解ができました。

その他の回答 (1件)

  • リアのタイヤハウス及びリアフェンダー外板は「モノコック」の一部です。
    切断して内部に補強を入れ、再度溶接しなおしで「外見上の形状が変わっていない」場合「板金等のフレーム修理と同じ」で継続検査での申請は必要有りません。
    法的根拠では無く、事故車のフレーム修正で、インナーフレームの切断・取替えしても、そのまま車検通します。検査官も「事故車か?」ぐらいに見てます。
    ただし・・・補強による「重量増加」が気になる場合、記載変更が必要になるかも知れません。

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