こんにちは! 各メーカーのハイグリップタイヤの長所、短所を教えてください!! YOKOHAMA ADVAN Neova AD08 TOYO TIRE PROXES R1R GOODYEAR EAGLE RS Sports

Question

DUNLOP DIREZZA Z1 STARSPEC

BRIDGESTONE POTENZA RE-11

FEDERAL 595 RS-R



よろしくお願いします。

Answer 1

①YOKOHAMA ADVAN Neova AD08
このクラスのある意味最強タイヤ。ＢＳなどがきちんと荷重をかけないとグリップしないのに対して、どんな乗り方にも対応しやすいし、ミスしてもリカバリーがしやすいコントロール性が高いタイヤ。乗り手を選ばない。ＡＤ０７で他社特に01Ｒより劣るといわれていた磨耗していった際の性能低下が大きい、熱ダレが早いといった点がＡＤ０８で改善されており、その点でも最強。弱点は人気が高いため価格が高い（あるサイトの分析では結果磨耗が遅かったため、いちばんコストパフォーマンスがよかったという意見もあったが）点とタイヤがテクをカバーするので、そのコースの攻略方法や車に合ったドライビングができていないくてもそこそこタイムが出てしまうことくらいでは。

②TOYO TIRE PROXES R1R
人によっては最強グリップタイヤ。他社に比べて溝面積が少ないので、接地面積でグリップをあげている。そのためレギュレーションではＳタイヤに分類されるときがある。そのことからわかるように水溜りがあるような路面での排水性は最悪。接地面積に頼ったグリップのためグリップを失ったときの特性はピーキー。商品じたいは古いのでコンパウンドじたいのグリップ力は今一のようで、グリップを失うと回復が遅いと感じる（スライドしながらも前に出て行くような感覚は薄い）。長くトレッドに負荷がかかるようなコーナーが多いコースではＡＤ０８よりタイムが出ることがあり。


③GOODYEAR EAGLE RS Sports
④DUNLOP DIREZZA Z1 STARSPEC

両方とも住友ゴムが作っている兄弟タイヤ。ただサーキット等ではＲＳは見かけず、スタースペックが多い。（Ｚ1を履いていたユーザーがそのままスタースペックを使うからか）
Ｚ1が01ＲやＡＤ０７に比べても絶対グリップが低く人気がなかったがコンパウンドを変えたスタースペックで人気回復。ネオバを相当研究して作られたのか大きな欠点はないが、ネオバを超える性能ではなく、ネオバがＡＤ０8になって差が開いた感がある。発熱特性がいいのか使用してすぐのグリップの良さからサーキットよりジムカーナ的なタイヤに個人的に感じる。人気の理由は値段が安いからではないか。

⑤BRIDGESTONE POTENZA RE-11
残念ながら、打倒ネオバで開発した前作ＲＥ０１Ｒに比べると、一般人向けなマイルドなタイヤとなっている。ＢＳは元々この手のタイヤは苦手でＲＥ７１０や711の時代からブロック飛びなど、本当の走り系のユーザーでなく、ポテンザのブランドにひかれた「単なる高性能ツーリングタイヤ」向けのタイヤが多かったから、そういったタイヤにやや戻ってしまった感じ。縦方向のグリップはもしかするとＡＤ０８より上なのかもしれないが、相変わらず「きちんと荷重しないと曲がらない」「コーナリングでなく立ち上がりでのトラクションを生かした走り方をしないとタイムが出ない」という方向性は前作01Ｒ以上。発売当初、大きな期待と反動の失望から01Ｒの在庫を確保するユーザーも多かった。一般道での普通のスポーツタイヤとして評価は乗り心地もマイルドなので○なので一般ユーザー向け。

⑥FEDERAL 595 RS-R
安いのが最大の魅力。また相当柔らかいゴムのようで低温でもグリップするので、サーキット1周目は最速の可能性高し。ただ5周目くらいでブローとなったりするほど熱ダレに弱いし、熱ダレしてしまい変質したゴムはもうグリップがかなり落ちてしまっている。
人によっては安くて最強という評価だが、人によってはあっという間に劣化して高い買い物という声も多い。峠とかをいいペースで走るなど一般道+αで短時間であれば、値段から見ていいタイヤだが、音や乗り心地は偏磨耗しやすいこともあって、この手のスポーツタイヤと評価しても最悪の部類に入る

以上、個人的な私見です

質問者からのお礼コメント

わかりやすい解説ありがとうございます!!タイヤ選びに大変参考になりました(´∀｀)