AZ-1ってどうしてあんなにもキャビンが小さいのですか。

Question

AZ-1とほぼ同じレイアウトのアイだとちゃんと四人乗りできてさほど狭くもないですね。四人余裕で乗れるリアエンジンの軽四ができているのにほぼ同じ構成のAZ-1があれほどまでにキャビンがちいさいのが非常に疑問です。
AZ-1はスペアタイヤが室内に乗せてある点は不利ですけど。
それとアイはエンジンがほぼ横倒しだしAZ-1よりもちょびっとリヤに搭載してはいますが。
アイだって座席高さをいっぱいまで下げてルーフもめいっぱい低くすればそのままスポーツカーにもなれたのじゃないんですかね。
シートが高すぎるのがほんとうに残念なクルマでした。

Answer 1

アイはセンタータンクレイアウトなのでシートは高くて当然だし、タンクの配置ありきのシャシー設計なのでシャシーの再設計なしにタンクを移動したりシート高や全高を低くするのは難しいよ。
あとアイは軽では最もホイールベースの長い車。2300mm前後が標準であった当時はおろか、ロングホイールベース車全盛の今日の車よりも長いのは驚きに値する…が、スポーツカーとしては長すぎやしないか？

質問者からのお礼コメント

スポーツカーは軸距が小さい方が良いというのは間違っていないけども。
長くても駆動タイヤの十分な保持剛性があって荷重が大きいというのは意外な面白さがありましたねえ。
旋回で速度を上げていくと横に流れながらもトラクションを維持したままゆっくりとインに向かっていくというのはショートホイールベースとは異質のものでした。
買い物車で終わらせるのは本当に惜しい。

Answer 2

AZ-1が販売されたのはまだバブル期の匂いがプンプンする頃です。

あの当時はとにかく無駄なもの、贅沢なものが賛美されました。

例えばセダンでも、普通なら3人乗れるリヤシートをあえて広々な2人用にする等。

そして、スーパーカー世代だった子供たちが免許を取得して車を買うような時代でもありました。

なので当時は、スポーツタイプのクーペやホットハッチがよく売れました。

AZ-1は残念ながらあまり売れなかったようですが、それでもガルウイングドア、ポップアップライト、ミッドシップリヤ駆動など、軽自動車にスーパーカーでお馴染みの装備を詰め込んだところに価値があります。

まぁ、ハッキリ言って無駄なものです。

しかし、販売していた当時こそ人気が出なかったものの、近頃は異常高騰してたりします。

無駄を省いて効率ばかり追及する時代になって、ようやくあの車の価値が認められたのかも知れないですね。

軽自動車と言えば、とにかくエンジンルームを狭くして室内を広く、限られたスペースでの居住性ばかりが追及されがち。

当時は確かにスポーツタイプのホットハッチ軽自動車が4ナンバーだったりと、色々現在とは違う常識や価値観が存在してました。

軽自動車でなくたって、｢同じ2ボックスや3ボックスレイアウトなら4ドア、5ドア化してリヤシートも広くすれば良いのに｣なんて議論は全く成されずに2ドア、3ドアだったり、2シーターだったり、到底人なんか乗れないようなリヤシートの2+2が当たり前に売られていたし、それが凄く売れていました。

今現在ではロードスターや86/BRZをはじめとする少数車種しかそのテイストを受け継いでいませんが、あの当時はそれがむしろスタンダードだったのです。

対してアイは、もうスポーツカーや走り屋みたいなブームも終わった頃の車です。

スペースを無駄に使ってまで走りやスタイルを追及した車はもう売れない時代でした。

となると、スポーツタイプとしては開発されなかったのも当然と言えば当然ですね。

別にどちらが優れているとか劣っているとかではなく、求められた物も全く異なる時代背景から生れた車だと思います。

最近は、昔ほどではないけど再びスポーツカー人気が盛り返して来たような雰囲気も感じます。

で、その中でS660やコペンも出てきました。

あれらも無駄の極みです。

でも、人は無駄な物を所有することに幸せを感じたりします。

AZ-1もそんな車なのでしょう。

そう考えたら、AZ-1とアイがレイアウトが似ていたとしても全く異なる性質なのは当然と言えば当然のことです。

Answer 3

アイ
ファミリーカー

AZ1
スポーツカー


レイアウトが同じだと、何もかも終わりじゃないですよね

コペンはNBOXと同じフロントエンジン、フロントドライブですが、なぜコペンは四人が余裕で乗れるフロントエンジンの軽四にできないんですか？

っていう質問と同じ

レイアウトだけで決めつけているのは意味がない

Answer 4

いや、あのデザインに意味があるのであって。
スペースユーティリティーを求めている車では。

Answer 5

スポーツカーですから小さく造るのは当然の事です。
室内空間を乗用車と比べる意味は有りません。