レクサス GSハイブリッド のみんなの質問

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レクサス GSについて
既に生産終了となってしまいましたが
日本での需要が薄いということなのでしょう。

GSの海外での評価はどうだったのでしょうか?

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ベストアンサーに選ばれた回答

これぞ「レクサスGS」、という明確なキャラクターが確立されず、ターゲットユーザー層が絞り込まれていない中途半端な存在になり、結果として積極的に買われる車ではなくなってしまいました。

レクサスブランドのフラッグシップでありラグジュアリーセダンのLS、比較的コンパクトなボディサイズのスポーツセダンであるIS、と明確なキャラクターが与えられていた両車と異なり、レクサスの後輪駆動セダンラインナップの中間を担っていたGSには明確なキャラクターがありませんでした。

日本国内での前身モデルである「トヨタ・アリスト」には、当時のスープラと同じツインターボエンジンを搭載するなど、ハイパフォーマンスセダンのキャラクターがありました。

が、国内販売が開始された当初の3代目レクサスGS(190系)には、それがなく自然吸気エンジン及びハイブリッド車がメイングレードとして位置付けられ、アリストのキャラクターは引き継がれませんでした。

後に、4代目GS(L10系)には派生モデルとしてハイパフォーマンスセダンのGS Fが追加されましたが、あくまでもレクサス「F」シリーズとしての存在であり、別車種としての扱いでした。
GS自体には、GS Fとは真逆のクラウンと同じレギュラーガソリン仕様のストロングハイブリッドモデルが追加されています。

ラグジュアリーセダンなのか、スポーツセダンなのか、どっち付かずの状況で、しかも国内では鉄板の定番モデルであるクラウンと同じエンジンラインナップですから、GSは明確なターゲットユーザーが見えにくいモデルになってしまいました。

そこに来て、LSが現行型モデルのフルモデルチェンジを行った際、スポーティーなハンドリング、引き締められた足回り、V6ツインターボエンジン搭載等、オーナーズドライバーのキャラクターを強めてしまった結果、遂にGSの立ち位置が失くなってしまいました。

なお海外ですが、レクサスのメイン市場である北米でも、GSのセールスは不振であり、不人気車でした。
元々北米では、セダンモデルでは、室内が広々とした前輪駆動車のESが売れ筋であり、ボディサイズが被るGSは元々、売れるような素地はありませんでした。

また、メルセデス・ベンツEクラス、BMW5シリーズといった強力なライバル車の存在も大きく、尚更、GSは売りにくいモデルでした。

なお、北米に次ぐメイン市場である中国市場でも、後席スペースの広いESが支持されています。

結局、GSは海外でも国内でも売りにくいモデルになってしまいましたので、モデル廃止は必然だったように思います。

レクサスは、国内でもGSの実質的後継車種として、ESの国内販売を開始しましたが、好調なセールスが続いていますので、ここまでは成功したと言えると思います。

ただし、未だ後輪駆動車信仰の厚い国内高級車市場ですから、LSをラグジュアリーセダンの王道をぶれることなく邁進し、GSにはハイパフォーマンスセダンとしての位置付けを与えていれば、結果は違っていたかも知れませんね。

その他の回答 (2件)

  • もちろん、悪いですね。エンジンがさっぱり個性がありませんでしたから。
    Fスポに限ってはブレーキ制動も悪くなかったんですけどね。桐山隊長こと嘘つきマウンテンさんは、大好きなカーグラフィックのテストでGSの制動距離がEクラスや5シリーズよりも短かったことはないことにして、ブレーキが効かないと言い張りますけど(笑)ま、中途半端だった車です。

  • 海外での評価もサッパリですね。ライバルのベンツEクラス、BMW5シリーズにコテンパンにやられます。

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