なぜレクサスGS300hの燃費性能はHVなのにライバル社のディーゼル車より数値が悪いのか？

Question

http://www.autocar.jp/firstdrives/2016/08/31/184198/5/

＞同じコンディションで割りだした燃費で、もっとも優れていたのは18.3km/ℓのA6だった。つづいて17.8km/ℓのE220d、16.4km/ℓのGS300h。
もっとも悪い結果となったのはS90。

とあります。

＞GS300hはエンジン音こそ小さいものの、室内は66.5dBともっともうるさく(その他のノイズが悪さをしているよう)、次がA6 2.0 TDIの65.5dB、S90 D5 AWDの65.1dB、E220dの64.1dBという順に静かになった。
E220dがもっとも静かだったのは、風切り音が抑制されていたことが大きい。回転数が高まるとエンジン音が大きくなるが、一定速のクルーズならばとても静か。9速ATによるところも大きい。

そして静粛性能も評価されていません。
そしてライバル車よりもスピードが遅いです。
オートカーの示すデータから読み取れるのはベンツEが一番優れた車？
燃費性能は高く、一番速く、一番静か。
ベンツの技術力とはこんなに凄いのかとこの記事を見て思ってしまったのですが実際どうなんでしょうか？
HVなのに燃費性能が良くないってのが驚きでした。
HVではないGSなんて実燃費一桁でベンツEディーゼルの半分もないですよね。
欧州でHVが売れないのはディーゼルターボの方が燃費良いし、走りも良いし、なにより安いからお話しにならないって事でしょうか？
HVシステムも寿命は長くても10年くらいだそうですし、修理交換となるともの凄く高いそうですし。
ただ、ディーゼルは未来がないとも言われてますがどうなんでしょう？
VWの不正事件でディーゼルの評判はガタ落ちですし。
MAZDA以外は除去装置無くてはとても販売できないほど有害物質をまだまだ出してしまうそうですし。

Answer 1

まず，Autocarというのは，何を目的とした会社か。
なぜ，ディーゼル車とHV車を比較しているのか。
同じコンディションとはどのような条件か。

その辺をよく考慮する必要があると思います。
ある条件下においては，ＧＳは最低のクルマと言えるかもしれません。

今回のテストは，イギリスの高速道路で113km/Lで行われたテストです。
日本でしたら，高速道路でも法律違反の速度です。

また，ディーゼル車は，高速運転を得意としています。
もともとディーゼル車は，高回転域まで回らないエンジンです。
ですから，低回転域で最大トルク＆パワーが出るようになっています。
そして，多段ATの採用で，110km/h付近で最も回転数が低くなります。
ちなみに，100km/hだと，９速までシフトアップしません。
よって，９速まで上がる最低速度（＆回転数）が
113km/Lという値だと思われます。

もう，テストする前から結果が見えていませんか。

HVが力を発揮するのは，市街地と言ったストップ＆ゴーの環境です。
モーターだけで走れる領域が最も燃費が良くなり，静かになります。
メルセデスにはS300hというGSよりも小排気量4気筒の
ハイブリッドディーゼルも国内導入しているんですけどね。
日本の市街地走行でテストしたら，全く違った結果にならないでしょうか。

そして，なぜ欧州ではHVで無くディーゼルが流行ったのでしょうか。
突然欧州車の燃費が良くなったのはなぜでしょうか。
そして，最近急にハイブリッド（PHV）に
力を入れだしたのはなぜでしょうか。

ご存知の通り，欧州の排ガス規制はNOxに対してゆるゆるな規制でした。
ユーロ６という排ガス規制が抜け道だらけだったのは，
当然クルマメーカーからの圧力だった訳です。

それでも，CO2排出税の導入や，ユーロ６＆７の実現化，
アメリカZEV法の導入などによって，燃費を良くすることに
今躍起になっているです。ディーゼルエンジンでは適応が難しいです。

でも，ハイブリッドを繋ぎだけの技術だと馬鹿にしてきた
欧州メーカーは，一気に電気自動車の開発を目論んでいます。
（そのデキの悪さは，BMWｉ３を見てもすぐに分かります。）

ディーゼルエンジンはガソリン車に比べれば，
有毒ガスを発するエンジンです。
それをクリーンと言う名前を付けることで誤魔化しています。
規制も有利になるように実施しています。
でも，その誤魔化しも効かないところまでやってきました。

まだまだ現状では，欧州車はディーゼルの有利さをアピールするしか
ありません。そういう提灯記事は国内でもたくさんあります。
ＶＷは不正と分かっていても不正せざるを得なかったのです。

欧州でもあと10年もすれば，ディーゼルが良いなんて話は
無くなってしまうかもしれません。
まぁ，自動車メーカーは巨大産業なので，
様々なロビー活動を行うことは間違いないですが。

私たちはウェブや雑誌の情報を信用するしかないかもしれませんが，
その記事の裏には，様々な意図が含まれることも
認識しなければなりません。

これからの時代はまさに情報リテラシーが必要とされます。
その上で，判断をするのは私たち消費者です。
自分の使用環境や経済力などを顧みて，正しい判断をしなければなりません。

質問者からのお礼コメント

回答ありがとうございます！
このテストはディーゼル車が有利でHV車は不利な状況下での記事なのですね。
最初から結果ありきのテストだったのか、それともGSのHVとしての可能性を試したかったのか。
記事の意図を読み解く事も大事ですね。

Answer 2

しかもレクサスなんてトヨタ得意のカタログデーター。

実車の性能は遥かに乖離する。

Answer 3

どうもです(ﾉ*´>ω<)ﾉ


まず質問者さんは恥ずかしい質問をしているということを自覚する必要があります。
ガソリン車よりディーゼル車が優秀なのは昔からです。

欧州は既にガソリン車よりディーゼル車が主流です。
日本はアメリカの影響を受けて、ガソリン車が主流なのです。
当然、欧州でもガソリン車の方が多いですよ？
いち早くディーゼル車を推進しているのは欧州です。
当然です。燃費がよく、安定して走れるエンジン。それがディーゼルなのです。

じゃ、なぜ日本でディーゼルが主流にならないのか？
それは世界で一番と言っていいほどいい規制にあります。
ディーゼルの最大も課題は排ガスにあるのです。
もうこれは、ガソリン車とディーゼル車の違いを理解すればすぐ理解できます。

日本は世界トップの規制を設けています。
この課題をクリアしない限り、公道を走行することは不可能です。

ディーゼルの最大のメリットは、トルクと燃費です。
アイドリング時の燃費はどのガソリン車よりも優秀です。
トラックがディーゼルなのは、トルクと燃費がよいからです。


エンジンのでかいディーゼル車は本当に静かです。
低回転時はエンジン音がしないぐらい静かなのです。
坂道でも低回転で安定した走行ができるので、本当に静かです。
これはトルクが強いので、低回転時でも走るってことですね。

燃費に関しては検索すればすぐわかります。
まずは、エンジンの仕組みを理解しましょう。

走行時の風切り音はいろんな原因があります。
ドアのバイザーがありますよね。
あれをつけるだけで非常にうるさくなります。

風切り音に関しては、車が悪いかもしれません。
燃費に関しては、いくらハイブリッドでもディーゼルには勝てません。
それはエンジンの仕組みにあります。

Answer 4

回答長い文章。要するに、高いHVのGSで高速道路走ったらダメと言うことですか？
高い車=高速安定 では無いと言うことですね。

Answer 5

高速道路ではね。第一高速道路ではほとんどガソリンエンジンで走っているから普通の4気筒車。うるさいのは当たり前。このテストはディーゼル車の方が有利。排ガス処理。尿素を混ぜないとダメなのもある。時々燃料を余分に送って排ガス処理装置に溜まった煤を燃やす必要がある。（VWは煤が溜まらない様処理装置に排ガス通さず、燃費を稼いだ。）そうなると燃費は悪くなるが、このテストの際にそのような状況になったかです。高価な排ガス処理装置も一定以上走行すると交換する必要がある。マツダもエンジンオイルが指定品。HVシステム、まだ10年そこそこの技術。ハイブリッド買ったときに言われたのは「故障が少ない」乗ると判るけど、バッテリーがでかいのは色々使い道がある。
なおヨーロッパでは大気汚染が酷いらしいです。曰く古い排ガス対策されていない車が未だに走っているからと言いますが年々厳しい排ガス規制かけているし、古い車も減っていくはずなのに汚染が進むと言うことはちゃんと尿素混ぜているのか、排ガス処理も交換しているのか？と言うことです。それではクリーンディーゼルは名ばかりになります。根本的に問題あるかもしれませんね。今の技術ではCO2と大気汚染の両方を減らすのにHV車が有利と言うことに気がついたんじゃあないでしょうか？まあEV車も含めてまだまだ改善できると思いますよ。

Answer 6

まあレクサスごときをメルセデスと比べる事事態失礼だな❗
それにしてもマツダの2.2ディーゼルターボはシヨボイけどメルセデスは凄いな❗
ああ失礼だなｗ
でもどんなにすごくてもあの音は嫌だなｗ

Answer 7

GSがどれくらい売れてるか見れば納得の評価でしょう。レクサスに有利な日本ですら全然走ってませんから。海外ではもはやレクサスはヒュンダイと並べて比べる車です。高級車のディーゼルは高価な後処理装置を問題なく付けられるのでこれからも主流だと思います。大衆車は価格アップがきついので難しいかもしれません。